かわいらしい缶に入ったお菓子と言えば、クッキー缶をイメージする方が多いかもしれません。ですが、それ以外にも素敵な缶に入ったグルメギフトはいろいろ。今回は、編集部スタッフが缶に惹かれて購入し、そのおいしさも間違いない!と思えたとっておきの缶入りギフトを4つご紹介します。
和と洋を感じる缶が素敵。「HIGASHIYA」のおこし
美しい模様が描かれたこちらの缶。時代を超えて受け継がれる伝統的な日本の美意識を進化させ、現在の暮らしに合わせた新しいお菓子を作る「HIGASHIYA(ヒガシヤ)」のもの。
中に入っているのは、良質な米を原料に使い、伝統的な製法で作られたおこしです。上品な甘さの「大徳寺納豆」と、爽やかな味わいの「生姜」の2種があります。
スタッフに、購入したきっかけを教えてもらいました。
「美術館のショップで出会ったお菓子です。水引の梅結びのようなロゴマークと、唐草文様のような装飾、それを取り囲む稲のような飾り枠…。一つひとつが繊細で日本らしいのに、どこか西洋の雰囲気も感じるデザインに惹かれ、家族へのお土産にしようと即決。もちろん空いた缶は自分のものにしようと思っていました。実際に、今でも小物入れとして使っています。」(ゆりか)
気になる味はというと…。
「私が食べた生姜は、ほのかな甘味とピリリとした生姜の香味が広がる新鮮な味わい。おこしのイメージが変わりました。和菓子が好きな方や、スパイスやハーブなどを使ったものが好きな方にきっと喜ばれる一品だと思います。」
ヒガシヤおこし
生姜/大徳寺納豆 各1,620円(税込)
シンプルな缶に特別な豆菓子がぎっしり。「umami nuts」
シンプルなシルバーカラーのアルミ缶。鹿児島で昭和33年(1958年)から続く「大阪屋製菓」から生まれた豆菓子店「umami nuts(ウマミナッツ)」の豆菓子が入っています。
写真は、現在販売中の定番品と限定品を組み合わせたギフトセットです。
定番品は、マカダミアナッツをイタリア産のポルチーニとパルメザンチーズを使用した衣でくるみ、醤油のパウダーを振りかけた「ポルチーニマカダミアナッツ」(写真下)。
限定品は、自然豊かな南の島・波照間島の黒砂糖を自家焙煎のくるみと炊き上げ、飛騨の完熟赤山椒を一粒ひと粒トッピングした「赤山椒と黒糖くるみ」です(写真右)。
それぞれポルチーニの深みのある風味や赤山椒の刺激があとを引きます。
「ブランドロゴとマークが刻まれたミニマルな缶を開けると、よくあるおつまみとは一線を画す豆菓子が。スパイスなどを使った珍しい味付けのものなので、お酒好きな両親や甘いものが苦手な姪っ子も喜ぶだろうと贈り物にしました。結果、すぐに食べきってしまったと連絡が来るほど大好評でした。」(同上)
おすすめポイントはそれだけにとどまりません。
「銀の紐で縁起のよい松の葉がけでくくられている箱も素敵で、目上の方にもよいギフトになりそうだと感じます。また、空き缶を東京・丸の内の実店舗に持っていくと、販売されている豆菓子(定番品のみ)を詰めてもらえるそう。そういう方法でも使い続けられるエコな点も魅力的です。」
【期間限定】2缶セット(赤山椒・ポルチーニ)
3,085円(税込)
※単品での販売もあります
上品な缶に詰まった、「LES ANGES」の“サレ”クッキー
飾り枠や英字のフォントに、トラッドな印象が漂う缶。南仏ニースの別荘をテーマにした、鎌倉発のパティスリー「LES ANGES(レ・ザンジュ)」が展開している「プティ・フール・サレ」です。
名前に「サレ(塩)」とあるように、中身はすべて甘くないクッキー。ゴーダチーズ・レッドチェダーチーズ・バジル・トマト&オレガノの4つの味が楽しめます。お店でも人気が高い焼き菓子で、鎌倉を代表する商品として市の商工会議所が認定する「かまくら推奨品」に選ばれている一品です。
「鎌倉や横浜のお店で何度か見かけ、品のある缶がかわいいと感じていました。いつか購入したいと思っていたところ、実は甘くないクッキーと知りびっくり。お酒が好きな家族とワインのお供にしたいと、実家への帰省時の手土産にしました。」(同上)
味も大満足だったそうです。
「フランス産ゲランド塩と砂糖を加え、強すぎない塩味に仕上げているそう。それぞれのチーズやハーブの風味がしっかりと感じられます。おやつにもできますが、ワイン以外にシングルモルトなどと合わせるのもおすすめとのことなので、やはり洋酒好きの方にイチ押しです。」
プティ・フール・サレ
2,160円(税込)
シックな缶に入った風味豊かな紅茶「HARNEY & SONS」
クラシカルなエンブレムや飾り枠が描かれたこちらの缶。ニューヨーク発祥の紅茶ブランド「HARNEY & SONS(ハーニーアンドサンズ)」の紅茶です。
ホワイトとオレンジの色使いが印象的な缶は、イギリスで修業した創業者のジョン・ハーニーが最初に生み出したアイコンフレーバー「ホット・シナモン・スパイス」。上質な紅茶をベースに、シナモンやオレンジピール、スイートクローブをブレンド。甘味料などは入っていないのに、驚くほどの濃密な香りと強い甘味があるのが特徴です。ほかにも豊富なフレーバーが揃っています。
サシェまたはルースリーフが入った縦型の缶や、5個のサシェ入りの丸缶(タガロング)があり(写真)、スタッフは最初に手土産で丸缶を受け取ったのが出会いだったそう。
「紅茶好きの友人がイチ押しのブランドを見つけた、と渡してくれたのがこちらの紅茶でした。缶のシックな見た目が印象的!表参道の旗艦店にはたくさんのフレーバーの缶が飾られていて、どれも素敵で思わずジャケ買いしてしまいます。」(karin)
なかでもおすすめのフレーバーを教えてもらいました。
「やはりアイコンの『ホット・シナモン・スパイス』(写真左上)です。濃厚な甘さとスパイスの風味がインパクト大でした。もうほかのスパイスティーには戻れません!こちら以外のフレーバーも期待を裏切らない香り高さと風味があり、いろいろ飲み比べて楽しんでいます。」
20サシェ入り
Classic collection/HT collection
各2,592円(税込)~
5サシェ入り※一部フレーバーは3サシェ入り
各1,296円(税込)