掃除をしていると、どうしてもとれないカビに出会いませんか?
そう、あのキッチンやお風呂場にある、シリコンパッキンやシリコンコーキングについた黒カビです。
根っこが深いからか、カビ取りスプレーではもうどうにもならなくて、長年悩んでいる人もいるのでは?
「そんな時は悩まないで、ただ”これ”を塗ってほしい……」とプロ掃除業者の人たちがSNSやYouTubeで熱く語っていたので、さっそく長年悩んでいるわが家で試してみました!
結果はいかに!?
プロも大絶賛する「かびとりいっぱつ185」とは
こちらが業務用のカビ取り用洗浄剤「かびとりいっぱつ185」です。YouTubeやSNSでも掃除のプロが「これを使っています」と紹介していたので気になり、年末大掃除の流れで買ってみました。Amazonや楽天市場などで購入できます。
価格帯は1,400円前後(お店によって価格が違いました)。ちなみに商品名の「185」という数字は185gだからです。
箱から出してみるとチューブで細長い口タイプ。
さっそく、キャップを開けてみると(くるくる回すタイプ)簡単にキャップが開きます。これは簡単にお子さんの手で開けられそうですね……。プロ業者が使うなら問題ありませんが、家庭で使うとなると要注意です。
さらにキャップを開けてチューブを押すと、この細長い口からすぐジェル状の洗浄剤が出てきます。筆者は思い込みで「細長い口のものは使用する前に穴を貫通させないと使用できない」と思っていましたが、こちらは違いました。最初から開いています。
よって、軽くひねってキャップをとり、チューブを押すと簡単にジェル状の洗浄剤が出てくることになります(大事なことなので二度言いました)。
このジェル状洗浄剤は「塩素系で非常に強力」なので、小さなお子さんがいるご家庭ではお子さんの手の届く範囲に置きっぱなしは厳禁です。取り扱いに本当に注意してください。
さっそく使ってみた!まずはキッチンのここ!
さて、まずはキッチンのシリコンコーキングから試してみます。まずはビフォーをご覧ください。
【Before】何しても取れないキッチンコーキングの黒カビが……
こちらがわが家の長年の悩みのキッチン流し横のシリコンコーキングです。この黒い汚れのようなものは「黒カビ」で、何度カビ取りスプレーをかけても、何時間置いても……、相当根っこが深いのかまったく取れない状態が何年も続いています。
もしかして黒カビではないのかも、と爪でカリカリもしましたし、油汚れ用の強力な洗剤も試しましたがダメ。とにかくお手上げ状態で「もう上からペンキ塗ったろか」というところまできました(笑)。
そちらに、この「かびとりいっぱつ185」を塗ります。
ジェルは透明ですが、うっすらピンク色です。白いものの上に塗ると黒カビがよく見えます。
実は、この「かびとりいっぱつ185」は『1時間~24時間まで』つけ置くことができます。要するに、この透明なジェルから黒カビを透かして見て「見えなくなったらカビ取り終了」の合図ということのようです。
さて、このキッチンの黒カビは小さいし数時間で取れるかも、と思っていたのですが、本当に根が深かったようで昼の12時に塗ってそのまま翌朝もうっすら黒カビが見えていたので、結果24時間ほどかかりました。
約24時間後どうなったのか……!
【After】キッチンコーキングの黒カビここまで!?
拭き取ったあと、きれいに水で流したらこのとおり!
これは「完全に黒カビが落ちた」と言っても良いのではないでしょうか!?
比較すると、この違いです。
5年以上は悩んでいたこのコーキングの黒カビが、ただ塗って放置しているだけで取れてしまいました。これは……すごいしもっと早く知りたかった!