8.はがき・手紙・DM
・見返さない年賀状がないか
・見返さない手紙やDMはないか
年賀状は年始のご挨拶状なので、1~2年分の保管を目安に取っておくとよいでしょう。整理のタイミングは年賀状を準備する時や年賀はがきの当選確認後のついでがおすすめです。
写真は、100円ショップでも購入できる年賀はがき保管用のケースに入った2年分の年賀はがきの収納例です。ファイリング保管ではなくケースでざっくり保管がラクで、管理もしやすくおすすめです。
手紙やDMなども1年間を振り返り、保管しておきたいモノ以外は処分しましょう。
クローゼット:洋服以外のサッと捨てられるモノから処分
9.使っていないハンガー・衣類カバー
・クリーニング店から引き取った際の使っていないハンガーがないか
・クローゼットに入れっぱなしになっている衣類カバーや、クリーニング店から戻ってきたビニールのカバーがないか
カバーは衣類に被せたままだと湿気がこもり、カビなどの要因になってしまうので、外して処分するのがおすすめです。使っていないけれど予備で取っておきたいハンガーもボックスなどに「ここに入る分」と枠を決めておくことで増えすぎ防止にもつながります。
10.靴下・インナー
・1年以上履いていない、穴が開いている、毛玉がある、いつのまにか片方しかなくなっている靴下はないか
・着古したインナーはないか
靴下は比較的整理の判断もしやすく、短時間でサッとできるのでおすすめです。同じようにインナーも直接肌に接するモノなので、着心地や肌ざわりが良いモノを残すように意識してみると判断もしやすくなります。また、新品のまま取ってある靴下やインナーはそのまま保管せずに、今身に着けているモノと入れ替えるようにしてみると、新しい年を気持ちよく迎えることができるでしょう。
年末は何かと忙しい時期なので、あまり考えずに比較的判断しやすいモノを例にあげてみました。
もちろん靴や洋服、食器なども同様に、一年間使わなかった、着なかったなどを基準に整理することで、新年を気持ちよく迎えられるようになります。そのスペースに行ったついでに、一つだけでも処分することからはじめてみましょう。
photo / 伊藤美佳代
住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代
ハウスキーピング協会認定
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター
instagram @ito_mikayo
ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」