2022年下半期、数あるお気に入りコスメの中から、神崎さんのお眼鏡にかなった最愛2アイテムを発表!
神崎 恵の恋させる瞬間 美容劇場
きゅん♡を誘う女になる
教えていただいたのは…
美容家
神崎 恵さん
1975年生まれ。美容家であり、3人の息子をもつ母。ひとりひとりに合わせたメイクやビューティスタイルを提案するアトリエ「mnuit」を主宰し、美容誌をはじめ、各女性誌で連載を持つ他、コスメブランドのアドバイザーを務め、女性を美しく導く製品の開発、プロデュースなど活動の幅を広げている。書籍の累計発行部数は150万部を超え、最新刊『神崎メソッド』(講談社)も話題に。
Scene 2022年下半期のMyベスコスでメイク
厳選パレット×リップなら多幸感も美人度もさらっと更新
今期も心底惚れ惚れするようなコスメが数多く誕生した。艶とロングラスティングの両立に加え、シートマスクと並ぶほどの濃密なスキンケア効果まで加わったベースメイクから、マスクの中でも艶と潤いをキープし続けるルージュ。時代にぴたりと並走しながら、私たちの心に寄り添い、美しさを楽しませてくれる。私たちの心が病めるときも、健やかなるときも、コスメというものは裏切らず、こうも幸せをくれるものかと実感する。
今回のテーマは「私的ベスコスでメイク」。いつにも増してコスメが豊作だった今期、どれかひとつを選ぶなんてとてつもなく難しい話なので、自分でもうひとつテーマを立ててみた。「誰もがはっとするほど美しい人になるベスコス」……ベタなお題ではあるけれど、でも、「これこそメイクの醍醐味では?」と思い、いくつかの神コスメを選出した。
ひとつめは、ランコムのアイカラーパレット。その美しさに一目惚れし、まぶたに纏い、さらに惚れ込むという、衝撃的に恋に落とされたアイカラー。まず、この色の並び、ピンクからブラウンまで、まるで一つのラブストーリーのように流れていく。ふわりと淡いピンクも、ほのかな苦味が混ざるピンクブラウンも。どの色も恋するムードが混じり合い、眼差しに潤むような温もりをにじませる。多幸感にこだわり続けるランコムだから生み出せた色たち。毎日のようにまぶたに広げているのに、全く飽きず、この絶妙な美しさへの愛は増すばかり。
続いて、ディオールのルージュ。佇まいそのものがエレガント。スルスルと唇を滑り広がり、深く鮮やかな色が唇の存在感を増す。ふっくらとやわらかな立体感と美しい輪郭をいとも簡単に完成させる力量には唸るばかり。そしてなんといっても、この二つの組み合わせ。メイクの醍醐味は、そのひとつひとつのコスメの楽しみとその後、無限に広がる組み合わせにある。
とにかく、このコンビ、先に掲げたテーマ、「誰もがはっとするほど美しい人になる」組み合わせ。深まる季節の中で、このメイクはますます美しさを濃くしていくこと間違いなし。ぜひ、試してもらいたい♡
a ほんのり上気したような血色が宿る、捨て色なしのアイパレット。5色とも質感が異なり、目元の奥行き感やメイクのバリエーションが存分に楽しめる。¥8250 b 心地良いケア効果と色移りしづらい高密着を叶えた、革新的なマスクプルーフ処方を採用。¥5500/パルファン・クリスチャン・ディオール(ディオール 公式オンライン ブティック限定色)
目元にはきらめきを。唇はマット仕上げ
アイホールにベージュ、キワはブラウンで締める王道メイクながら、ローズニュアンスが潜んでいるから美人印象に。下まぶたのピンクラメの質感も秀逸。さらに、マットな深み色のリップを合わせれば、より品よくまとまる。
タイトなアレンジで色香を微調整
ダウンスタイルにすると色っぽくなりすぎるので、ツイストアレンジを加えたまとめ髪に。ふんわりやわらかなアップヘアではなく、タイトにキリッとまとめるのが神崎流のこだわり。
素材×シルエットで印象操作
メイクに色がある分、ファッションは優しいグレージュトーンのワンピをセレクト。腕の部分は透けて、ボディ部分は体に沿ってしなやかさを感じさせるニット素材が女っぽい。
MAQUIA 1月号
モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/魵澤和之〈まきうらオフィス〉 ヘア/shuco〈3rd〉 スタイリスト/松島 茜〈io〉 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)
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