舞踏会をイメージしたひな壇、真っ白な空間が圧巻すぎた…!
たくさんの見どころがある本展ですが、特に注目なのが19mにもおよぶひな壇!舞踏会をイメージした空間で、夜会用のドレスが35着展示されています。
東京都現代美術館の地下の空間を存分に活かした、圧倒的な世界観…。一気に異世界に入ったような、不思議な体験ができますよ。
ドレスの周りにはプロジェクションマッピングが投影されており、日の出や星空、月などが出現。約4分にわたって、空の変容が映し出されているんです。
天井部分は鏡になっているため、奥行きが感じられる不思議な空間。ずっと眺めていても飽きのこない、大迫力の展示は必見です!
もう1つおすすめしたいのが、白で統一された宮殿のような空間。真っ白なモックアップがずらりと並ぶ様子は、どこか神聖な空気も感じさせます。
天井までぎっしりと展示されているので、かなり見応えも抜群。
すべて白で統一されているとはいえ、それぞれ特徴が異なっていて、その違いを見比べるのも楽しい!
一部のモックアップには映像が投影され、表情の変化も見られますよ。
日本庭園をイメージした会場や圧倒的な展示の数々
そのほかにも、注目のエリアや展示が続きます。こちらは、日本庭園をイメージしたという華やかな空間。
天井から吊るされた花を思わせる装飾や鏡の演出効果により、ロマンチックな雰囲気がただよっています。
ムッシュ・ディオールは自然や花を愛していたことでも知られており、『花は、女性の次に神聖な創造物です』という言葉も残しているんですよ。
約1000枚ものディオールのスカーフを用いて作られたというディスプレイも、かなりの迫力。
こちらではミニチュア化したコレクションが、カラーごとに分けて展示されています。ドレスからシューズ、アクセサリーまで、とってもかわいらしい作品の数々を楽しめますよ。
「いつかはディオールのバッグがほしい」と憧れている人も多いのでは?天井までぎっしりとバッグが積み上げられたディスプレイを見たら、お買い物欲がふつふつと湧いてきちゃうかもしれません…!
超ボリューミーな展示&圧倒的な世界観は絶対見るべき
もともと気になっていたという人も、この記事ではじめて本展の存在を知ったという人も、興味が湧いてきたのでは?今回ご紹介しているエリア以外にも、見どころのある展示がたくさん用意されています。
会場では当日券も販売されますが、オンライン予約優先チケットを購入しておく方がベターかも。5月まで開催されているので、ぜひスケジュールを調整して訪れてみてくださいね。