地味見え知らずの秋モノトーン特集。“シンプルなのにおしゃれ”を叶える着こなしで、大人の装いに品と抜け感を。
シンプルなのに“あか抜ける”!大人のためのモノトーン指南
ベーシックな色合わせこそ、センスの差が出やすいもの。黒・白・グレーを中心にしたモノトーンは、合わせやすい反面、どこか地味に見えてしまうことも。そこで今回は、そんな悩みを解消する「洒落感を底上げする秋の最新モノトーンコーデ」をピックアップ。シルエットの緩急や素材のコントラスト、小物の効かせ方で、シンプルながら印象的に。大人の女性が自然体でおしゃれを楽しめる、洗練見えが叶う着こなし術を紹介します。
【ゆるカジュアル】リラックス感がポイント
①ふんわりニットでつくる“やわらかモノトーン”
モノトーンなのに冷たく見えない、その秘密は質感のバランス。軽やかなホワイトのモヘアニットが黒ワイドパンツの重さを和らげ、抜け感のある冬カジュアルに導きます。足もとは黒のフラットシューズでトーンを整え、全体の印象をクリーンに。リラックス感を残しつつも、計算されたシルエットが“頑張らない洒落感”を演出します。
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②フーディ×ベストで楽しむ“立体レイヤード”
グレーのパーカーに黒のジレを重ねて、シンプルながら奥行きのある秋カジュアルに。ラフな素材合わせでも、黒を軸にすることで全体がすっきりまとまり、ルーズになりすぎない印象に。リブパンツの縦ラインが脚をまっすぐ見せ、スニーカーの軽やかさが好バランス。仕上げにパープルのエコバッグを効かせれば、日常になじみつつもセンスを感じる大人のリラックスコーデが完成。
③ゆるっと着ても“手抜きに見えない”秋の正解バランス
オーバーサイズのグレーカーディガンに、ゆったりワイドパンツを合わせたリラックスムード漂うスタイル。足元のチェッカースリッポンが、カジュアルな抜けと遊び心をプラスします。トップスは黒のインナーをのぞかせて奥行きを出し、全体をモノトーンでまとめることで大人っぽさをキープ。ラフに見えて、計算された抜け感が光る着こなし。週末の街歩きやカフェシーンにも映える、旬のバランスコーデです。
④全身ブラックでも“重く見えない”秋の洗練モード
ワンピースから小物までを黒で統一した潔いオールブラックコーデ。異素材を重ねることで奥行きが生まれ、単調にならずスタイリッシュな印象に。マットな質感のワンピースに艶のあるバッグを合わせて、さりげないコントラストを効かせています。足元はボリュームブーツで重心をつくり、存在感のある仕上がりに。気温が下がる日にも映える、秋のモードミニマルスタイルです。
⑤ジャンスカでつくる、“控えめモード”な秋スタイル
グレージュのジャンパースカートに、黒のリブタートルを合わせたミニマルコーデ。ベーシックな配色ながらも、素材のコントラストが効いて印象的に仕上がります。タートルのフィット感とスカートの落ち感のバランスが美しく、動くだけで絵になるシルエット。小物も黒で統一して、ほどよく辛口なムードをプラス。華美さを抑えた“静かな強さ”が際立つ、絶妙モードなコーディネートです。
【きれいめカジュアル】通勤コーデにも最適
⑥クリーンな配色で魅せる、軽やかモノトーン
黒のハイネックニットに白のワイドパンツを合わせた潔い配色。ゆるやかなシルエット同士でも、ウエストのドローストリングが立体感を生み、間延びしないバランスに。足元は黒のフラットシューズで引き締め、全体をすっきりまとめて。シンプルな中に計算された抜けを感じる、秋の洗練モノトーン。軽やかさと端正さを両立したスタイルは、仕事にも週末にもマッチする万能バランス。
⑦きれいめに着こなす大人パーカースタイル
リラクシーなグレーパーカーを、白のワイドパンツで受け止めた清潔感ある装い。ルーズなシルエットでもセンタープレスの効果で端正さをキープし、抜け感ときちんと感がほどよく両立。小物は黒で統一し、全体を引き締めるのがポイント。カジュアルに傾きすぎない絶妙なバランスが、肩の力を抜いた大人の余裕を感じさせます。週末のお出かけにも通勤にもマッチする万能スタイル。