最高だったポイント3つ目は、箱根の魅力を堪能できる「界 仙石原」ならではのアクティビティです。お宿には、宿泊者が無料で参加できるアクティビティが豊富。今回、トラベルライブラリーで開催される「ご当地楽」と、サロンで開催の「温泉いろは」に参加してみたのですが、これが楽しいの一言。
ご当地楽は16:20~17:20/21:00~22:00の2回開催
「界 仙石原」のご当地楽は、箱根の名物や景色が描かれた5種類のてぬぐい(2種類は無地)から好きなものを選び、色を塗ってオリジナルの手ぬぐいを作るというもの。
筆者作
筆者は、参勤交代が描かれた手ぬぐいをチョイス。いつぶりか覚えていないほど久しぶりに塗り絵をしましたが、やり始めると集中してしまい、あっという間に夕食の時間に。見本もあるので、普段絵を描かない筆者でも、楽しく参加できました。
「温泉いろは」の様子
別館にあるサロンで開催される「温泉いろは」は、宿の温泉を十二分に楽しむための入浴方法を教えてくれる講座です。
「界 仙石原」の温泉の泉質は、レモンと同じpHで酸性が強く、美肌の湯と呼ばれています。しかし、刺激が強いため、長湯するのはおすすめではないのだとか。温泉に浸かった後は、真湯で洗い流すのがベストとのこと。
参加するとスタンプを押してもらえる
話を聞くまでは、温泉はゆっくり浸かれば浸かるだけ効果があるものと思っていたので、目から鱗でした。受講後は全国の界の施設で使える「お湯印帳」がもらえます。御朱印やスタンプを集めがちな筆者にはうれしいプレゼント! お湯印を集めるために他の施設にも行きたくなったのでした。
かわいいデザインの「お湯印帳」
4、鍋奉行もうれしい。ひとり鍋会席が楽しめる
ひとりでも人目を気にせず楽しめる半個室
温泉に浸かり、アクティビティに参加したら、すっかり夜になっていました。筆者が、ひとり旅で唯一寂しい……と思ってしまうのが、夕食の時間。特にバイキングだった日には、人目を気にしてあまり堪能できない、なんてことも。しかし、「界 仙石原」では、ひとりでも半個室でお食事を楽しめるので、いつものような寂しい気持ちはなし! 自分のペースでお料理を楽しむことができました。
箱根や仙石原を表現した「宝楽盛り」
大涌谷の噴煙をイメージした芸術的な料理が運ばれてくるたびに、「すてき……」と言葉が漏れてしまうほど。特に感動したのが、夕食のメインである「雲丹と牛のすき鍋」。旅館のひとり鍋は、最初から具材が盛りつけてあり、火が通ったら食べる、というものが多いですが、このひとり鍋は心置きなく堪能できるよう、自分で具材を投入して楽しむスタイルだったのです!
お肉にウニをのせ、包んで食べる贅沢なお鍋。箱根の海の物と山の物を楽しめる
自分のペースで野菜やお肉を投入できるので、焦ることなくおいしい状態で食べることができました。これはひとりで来ている人にはうれしすぎるサービスではないでしょうか? もし自分で作るのが不安という方は、スタッフの方に作ってもらうこともできるので、お好みで楽しめます!
盛りつけだけでなくお皿も上品なものばかりで、目でも楽しめる料理。最高だったポイント4つ目でした。
5、女性にうれしい! 湯上りの肌を良質アメニティで整えられる
最後に選んだのは、アメニティの充実さです。客室や大浴場には、和漢由来のスキンケアアメニティが設置されており、クレンジング、化粧水、乳液のみならず、ボディローションまで並んでいるのだから、これはうれしい!
界のモイスチャーマスク
さらに、「界のご褒美ひとり旅プラン」を予約すると、「界のモイスチャーマスク」がついてくるのですが、このマスク、顔だけでなく首まで覆える贅沢なつくりになっていたのです……。シートマスクは友達や恋人との旅行だと少し恥ずかしい、なんていうシャイな人も、ひとり旅なら思う存分使うことができますよね。湯上りにしっかりケアして、美肌効果を後押ししてくれる「最高」の1枚でした。
モチベーションを上げる「ご褒美ひとり旅」
筆者史上最高のひとり旅となった今回のご褒美旅。かなり贅沢な経験だったため、頻繁にできるものではないですが、1年に一度、頑張っている自分へのご褒美に続けたいと思えるほど、満足のいく旅でした。
今回は、「今年1年の疲れを癒やす」ことを目的にした旅でしたが、自分へのご褒美はいつあげてもいいもの。ご褒美があることで、仕事のモチベーションが上がる、なんて人もいますよね。ぜひみなさんも日頃頑張る自分への「最高のご褒美ひとり旅」を計画してみてはいかがでしょうか?
施設概要
界 仙石原
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817−359