大人が嗜むべき最旬メークをヘア・メーク林 由香里さんに詳しくレクチャーしていただきます。今年オシャレに見えるのは〝軽やか眉〟。最後のパウダーで軽い質感にするのがポイントです。メークテクを更新して、マスクを外しても自信の持てる顔に!
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ペンシル▶︎マスカラ▶︎パウダーの3ステップで軽やか眉が完成!
1:やや明るいペンシルで輪郭はとらずに隙間を埋めて
欲しいのはアーチ感より自然な丸み。眉の下部を黒目上あたりから眉尻に向けてラウンドするように描きます。平行眉にならないように注意。
眉尻は眉頭から平行に伸ばした延長線上が目安。そこをゴールに下向きに柔らかくラウンド。ペンシルの色はやや明るめブラウンだと自然。
毛がない部分を埋めていきます。眉山があると古い印象になるので描かなくてOK。薄眉さんも上にパウダーを足すから今は描きすぎないで。
適度な太さが重宝。極細ラインもふんわり感も1本で自然に描ける。エクシア アイブロウ ペンシル BR20 ¥4,400※セット価格(アルビオン)
2:眉マスカラは勢いではなく柔らかな流れを作ります
ベージュのマスカラを、地眉の色がなくなるくらいしっかり塗布します。まずは眉尻から眉頭に向かって眉毛を逆立てるように色づけます。
次に眉頭から眉尻に向かい逆立った毛流れを整えるようにつけると、先に塗ったペンシルと馴染みます。眉頭は毛流れに沿って上向きに塗布。
とかしやすい大きめブラシでふんわり仕上げる高発色マスカラ。ケイト 3Dアイブロウカラー N BR-2 ¥935<編集部調べ>(カネボウ化粧品)
3:最後にパウダーを重ねて、ふわっと軽い質感に
これまで仕上げだった眉マスカラの後にパウダーを重ねることで柔らかく。ベージュ(中)にブラウン(左)を少し混ぜて眉全体に馴染ませます。
眉頭を上向きに整えれば、自然で柔らかい印象の眉が完成。各アイテムは明るい色でも、塗り重ねることで眉毛の存在感は残るので安心して。
真ん中のイエローベージュが絶妙。毛の少ない人は左のブラウンを多めに。フーミー アイブロウパウダー ティーローズ ¥1,980(Nuzzle)
2023年『美ST』1月号掲載
撮影/岡本 俊(まきうらオフィス)<人物>、五十嵐 洋<静物> ヘア・メーク/林 由香里 スタイリスト/Toriyama悦代(One 8 tokyo) モデル/今井りか 取材/大山真理子 編集/漢那美由紀