あなたが生きにくさを感じるのは、HSPのせいかも?
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字をとり、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」を指します。
統計的には5人に1人が当てはまるらしく、刺激に敏感であるがゆえ、疲れやすいという特徴があるのだとか。
そこでfumumu取材班が、HSPが安心して過ごせるインテリアの工夫について、HSPの人たちに詳しい話を聞きました。
①室内のモノは最小限に
「自分の家だとしても、モノが多いだけでストレスを感じてしまうのがHSP。室内のモノを最小限にするだけでも、イライラを抑えることができますよ。
個人的に大きな変化を感じたのは、『余白』です。モノが何もない状態では刺激を受けることもないので、安心感を得られます」(20代・女性)
②インテリアの色数を減らす
「インテリアの色数を減らしたところ、家の居心地が良くなりました。HSPは視覚情報にも敏感らしく、いくらインテリアがすっきりしていても、色数が多いだけでストレスになるみたいです。
使うカラーは、多くても3色まで。私は観葉植物が好きなので、グリーン系となじみやすい白とベージュで室内を統一しています」(30代・女性)
③敷物は極力使わない
「ラグやカーペットなどの敷物も、HSPをイライラさせる原因の一つ。極力使わないようにするだけで、ストレスが激減します。
人一倍、汚れや埃に気付き気にしてしまうHSPにとって、その温床となりやすい敷物は天敵です」(20代・女性)
④夜間は間接照明に
「備え付けの照明は、HSPにとって刺激が強すぎる場合も。夜間は、間接照明に切り替えるだけで気持ちが落ち着き、寝付きも良くなりますよ」(30代・女性)
⑤アロマやお香を取り入れる
「匂いに敏感なのも、HSPの特性です。臭いのは嫌だけど、人工的な香りも苦手…という人も少なくないのでは?
そんな方は、自然の香料のみを使ったアロマやお香を取り入れるといいと思います。お香はそのまま置いておくだけでもほんのり香るので、煙臭が苦手な方にもお勧めです」(30代・女性)
「もしかして私ってHSP?」と思った方は、参考にしてみてもいいかもしれません。