いざというときに重宝する！きちんと感が伝わる老舗の手土産5選

かつて宿場町として栄えた信州・小諸の地に、江戸時代から350年続く味噌蔵があります。1674年（延宝2年）に創業し、信州では最も歴史ある味噌蔵のひとつである「酢久商店」です。

味噌作りが盛んな信州で、もっとも古いとされる味噌のひとつが「山吹味噌」。まだ味噌と醤油が一体で「溜まり」と呼ばれていた昔、醸造に適したこの地で溜まりや酢などの発酵調味料を作ったのが始まりです。

山吹味噌の製品のほとんどは、大豆・麹・塩の３つの原料しか使わない無添加味噌。昔から変わらず、大豆・麹・塩のみで仕込み、長期熟成した「生みそ＊」です。
大豆、麹、塩だけなのに、なぜこれほど「旨み」があるのか？それは、厳選した原料はもちろんのこと、ミネラル豊富な浅間山の伏流水や丁寧な仕込みと長期間の熟成があるからこそ。
そして、もう一つ不可欠なのは蔵に住みついている酵母菌。「蔵つき酵母」といわれる蔵独特の菌が味噌に入り込み、他の味噌では味わえない山吹味噌らしい風味や味を醸し出してくれるのです。

＊袋の膨張と破裂を防ぐため、一部の商品には「酒精」という醸造用アルコールを微量ですが入れています。

味噌の発酵を促し、深い風味を出すために欠かせない技「天地返し」も欠かせません。職人の熟練の技による鍛錬な作業が味噌の熟成を育てています。

そんな山吹味噌は全国の小売店や百貨店や、酢久商店のオンラインショップで取り扱いがあります。なかでも贈りものや手土産にぴったりなアイテムをピックアップしました。

創業350年を迎えるにあたり、懐かしさを感じる民芸調のデザインラベルの「酢久商店限定パッケージ」が登場。
こちらは、山吹味噌を代表する味噌「コクとかおり」、大寒の時期に仕込む「大寒仕込み」、創業家の名跡を冠した甘口の味噌「久左衛門」の3種類を詰め合わせた食べくらべセット。それぞれ特徴のある3つの味の違いが楽しむことができ、かわいらしいパッケージも相まってギフトとして喜ばれることうけあいです。

山吹味噌　食べくらべセット
コクとかおり、大寒仕込み、久左衛門　各500g
3,132円 （税込）

味噌のほかにも、酢久商店では日々の食卓に寄り添う調味料からおつまみもたくさん販売されています。

調味料、保存料、着色料などの添加物を一切使わず、丸大豆、小麦、食塩だけで本格的に天然醸造した「生じょうゆ」です。旨みが強い濃い口なので、そのままつけたりかけたりはもちろん、煮物に使ってもしっかり味がついておいしく仕上がります。贈り物用の3本セットもあり。

生じょうゆ　720ml
1,026円（税込）

奥深い味噌の風味が味わえる絶品のクリームチーズの味噌づけ。そのままおつまみにもなるほか、サラダに載せたりおにぎりの具にしたり、和洋問わずいろいろアレンジできます。漬け込んでいる「大寒仕込み」の味噌も、料理にそのまま活用できるのも特長。常温保存なので、気軽に手土産として持ち歩けるのも嬉しい。

クリームチーズの味噌づけ　35ｇ【大寒仕込み使用】
918円 （税込）

米、麹、水だけの原料で発酵させて作った無添加、無加糖の甘酒。ノンアルコールなのでお子さまやお酒が苦手な人も安心して楽しめます。ストレートで飲めますが、氷で割ったりミルク割りなどもおすすめ。料理やお菓子作りに砂糖代わりに使っても、おいしくてヘルシーです。

甘酒　900ml
972円 （税込）