ここ数年よく耳にするようになった『コンプライアンス』という言葉。
テレビ番組の表現も規制されるようになりましたが、ついに絵本の昔話にまでコンプライアンスの波が押し寄せているようです。
『さるかにばなし』はハッピーエンドに
『さるかにばなし』といえば、猿に柿を投げつけられたカニは死んでしまうストーリーとして古くから伝わってきました。
ところが『死ぬ』という描写がコンプラインスNGという理由から、今では「一命を取り留める」展開に。
しかも最後は、カニと猿が仲直りするというハッピーエンドに激変していたのです。
桃太郎と鬼の争いは平和に解決
『ももたろう』は、主人公の桃太郎が鬼との激しいバトルを繰り広げ、最後には鬼を打ち負かすストーリーでした。
しかし、暴力的な描写がコンプライアンスNGとなり、そのうるさい声で鬼をこらしめるというストーリーに変更。
そして最後には、鬼が桃太郎に対して驚きの行動を見せる結末に。
時代とともに、昔話にまでコンプライアンスの波が押し寄せている絵本の世界。気になるストーリー改変後の『ももたろう』の結末は配信動画でチェックしてみてくださいね。