【静岡県】昭和レトロなセンスが光る!伊東の「ホール・イン」
「伊東にゆくならハトヤ♪デンワは4126(ヨイフロ)♪」小さい頃から地元静岡でよく見ていたテレビCMの音楽。すっかり伊豆の伊東と言えばハトヤホテルというイメージが定着し、どこか身近に感じていました。そして月日は過ぎ、令和のこの時代。改めてこのハトヤホテルが注目されています。キーワードは「昭和レトロ」。
実際に行ってみると、昭和を通り越して近未来感。これはすごい。ミッドセンチュリーモダンな空気!配色も大胆なラインも、そして特徴のあるも窓もかっこいいです。
そんな伊東でおすすめの昭和レトロなお土産がこちら。昭和12創業の老舗梅家さんの「ホール・イン」。伊東は海と温泉の街と言われていますが、実はゴルフ場がとても多い街でもあります。箱を開けるとふわりと甘くやさしい香りが。何よりも気になるのがこの包み紙。薄く透き通ったパリパリとした紙に、薄いアルミホイル!ご家庭のアルミホイルより薄いんです!しかも、遠足のときのお母さんのおむすびのように、サッと簡単に包んであるだけなのです。こんな繊細で商品に優しいパッケージ、見た事がありません!キラキラとシルバーが光り、蓋を開けると感動の美しさが待っています。
「ホール・イン」は、見た目もネーミングもそのまま、ゴルフボール!?かと思いきや、出てきたのはウミガメの卵のような真っ白で、つるんとまんまるなお菓子。仕上げに薄くかけられたホワイトチョコレートがとっても繊細で、美人さんです。「ホール・イン」の餡は、白餡に温泉で茹でた卵の黄身を使用した黄身餡で作られています。とてもなめらかしっとりで幸せいっぱいな味わいです。パッケージデザイナーのセンスが光る伊東の銘菓「ホール・イン」。甘さも上品で、ついついもう一つと、いくつでも食べたくなる昔懐かしい美味しさ。洋菓子と和菓子がコラボしたようなお菓子です。お茶にもコーヒーにも合いますよ。
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