3月19日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に元警察官の男性3人が出演し、テレビドラマで映画化もされた「踊る大捜査線」が、本物の警察官に与えた影響などについてぶっちゃけトーク。同作品に“雪乃役”で出演していたMCの女優・水野美紀さんが思わず驚きの声を上げる一幕がありました。
CBCテレビ:画像 『ドーナツトーク』
今回は上地雄輔さんがゲストとして登場。水野さんのほか、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORIN(Awesome City Club)さんのMC4人を前に、サーフィンからクレー射撃まで様々な運動で健康を維持していることや、人と過ごすのがとにかく好きだという広い交友関係の根幹部分などについて明かしました。
そして5人が「面白い!」「ずっと聞いてられる」と大絶賛だったのが、<気になる会話 覗かせてもらいました>のコーナーで繰り広げられた、元警察官の男性3人組による“警察官あるある話”。
元千葉県警の森さんが「『踊る大捜査線』には憧れました?」と他の2人に話を振ると、元福島県警の関根さんは「大好きでしたねぇ。『踊る』が無かったら、正直警察官にはなってなかったですね」と、まさかのぶっちゃけ。
CBCテレビ:画像 『ドーナツトーク』
元警視庁の稲村さんも「みんな好きですよね」と頷き、かつてどうしても現場を封鎖せざるを得ない時の署とのやりとりが、ちょっと“青島”っぽい感じになっていたこともあったと懐かしそうに振り返りました。
それを聞き、思い出したように「採用試験に“青島”が10人くらいいましたね」と笑った森さん。モノマネ芸人のレパートリーに加えられることも多い名物キャラは、警察にも“エセ青島”を多数生んでいたと語っていました。
CBCテレビ:画像 『ドーナツトーク』
さらに森さんは、必ずと言っていいほど初対面の人に聞かれる質問として「取り調べ室でカツ丼って食べられる?」という世のギモンに言及。「これは、ありませんよね(笑)。カツ丼を取り調べの対象に警察からプレゼントすると、警察が便宜供与したっていう扱いになっちゃうので、その人の供述が裁判で全部否定されちゃうんですよね」と、昔の刑事ドラマ等から作られたイメージを法律的な観点から明快に否定。
また、気になる警察官の恋愛事情についても、稲村さんが「出会いがなくて、実際“社内恋愛”が多いですよね。合コンの相手でも、やっぱり同じ夜勤があって出勤サイクルが似てる看護師さんが多かったです」とリアルに紹介していました。
普段なかなか聞く機会のない貴重な裏側トークに、スタジオの5人はVTRが終了しても興奮冷めやらず、「え~もっと聞きたかった!」と水野さん。
CBCテレビ:画像 『ドーナツトーク』
上地さんから「『踊る大捜査線』がきっかけで警察官になったっていう方もいましたね」と水を向けられると、「本当にいらっしゃるんですね!」と“雪乃役”で参加していた作品の影響力の大きさに、改めて驚いた様子でした。
その役が広く親しまれていることもあってか、<印象的だったファンレター>についての話の中でも、水野さんは「私、服役中の方から3通くらい来たことがあります」と打ち明け、スタジオの全員が仰天。
「テレビを見る時間があるみたいで、それでドラマで見たとかって言うので。『なんか続けて獄中から来るな…』って当時思ってました」と続け、段違いのパワーエピソードに「え~すごい!」「すご~っ!」などと、とにかく感嘆の声が止まらない4人だったのでした。
(3月19日(日)よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より)