ダイエット効率を高めるなら、運動する時間帯も重要。朝のうちに軽めの運動をして身体の代謝をアップしましょう。大きな筋肉が集まる下半身と脂肪燃焼へと繋がる肩甲骨周りのインナーマッスルを刺激するトレーニングメニューを、トレーナー歴10年の東急スポーツオアシススタッフがご紹介します。
歯磨きしながらできる!王道筋トレ「スクワット」
スクワットは、下半身全体を効率良く鍛えられるトレーニングです。特にお尻と太ももが特に刺激されます。
トレーニングの手順
1. 足を肩幅程度に開き、爪先を気持ち外側に向けましょう。
2. 椅子に座るようなイメージで、腰を下ろしては上げる動きをゆっくりと繰り返します。
3. 背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて、まずは10回頑張ってください。
お尻を後ろに突き出して、股関節から曲げる意識を持ちましょう。また、膝がつま先よりも前に出ないよう注意できるといいですね。
下半身をバランスよく鍛える「フロントランジ」
こちらもスクワットと同様に、下半身全体を刺激できるトレーニングです。脚の引き締めと代謝アップの効果が期待できます。
トレーニングの手順
1. 足を肩幅程度に開き、片方の足を2歩分前に出しましょう。
2. お尻を締めて、両方の膝が90度に曲がるまで腰を落とす動作を、ゆっくりと繰り返していきます。
3. 足を入れ替えて、10回ずつ行いましょう。
慣れないと前に傾きやすくなります。膝をつま先よりも前に出さないことと、膝とつま先を正面に向けることを意識してください。また、背筋を伸ばして、胸を張ることができるとより効果的ですよ。
腕を振って肩甲骨を動かす「ランニング腕振り」
実際にランニングしているようなイメージで、腕を大きくリズミカルに振るのがポイントです。肩甲骨周りの筋肉が刺激されます。
トレーニングの手順
1. 姿勢が崩れないように真っ直ぐ立ち、腕を振りましょう。
2. お腹の筋肉に力を入れて、肩甲骨の動きを意識します。
3. 身体の軸がブレないようにしながら、1分間動作を続けてください。
1分間続けると少し息が上がり、身体の温かさを感じられるはずです。立ったままその場でできるので、手軽に代謝アップを目指せます。
以上、ダイエッターにおすすめな朝に行いたいトレーニングを3つお伝えしました。本格的に動き出す前に身体の代謝が高まることにより、1日トータルの消費カロリーがアップしやすくなります。立ったままできる簡単ワークアウトを、ぜひ試してみてくださいね。
photo / 東急スポーツオアシス,shutterstock
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