金庫+防犯対策の考え方も重要
わざと現金を置いておき、被害を最小限に抑えるという方法も
金庫があるからといって、必ず貴重品が盗まれないという保証はありません。盗難の危険性を下げるには、金庫の設置+そもそも盗難に合わないための防犯対策も必要不可欠です。例えば、ホームセキュリティ会社と契約する、ドアの鍵を2重にするなど、空き巣に入られないための対策をしましょう。
分散して保管
貴重品を1ヶ所に集中させず、分散して保管するのも重要です。通帳や印鑑などをひとまとめにして保管しておけば、急いでいる場面で取り出すときに便利ですが、それは窃盗犯にとっても同じ。保管場所を一つ発見するだけで、その家の貴重品すべてを持ち出せてしまいます。
預金を引き出す際に必要なのは、ATMならキャッシュカード、銀行の窓口なら銀行通帳と登録した印鑑です。通帳、カード、印鑑をいっぺんに盗まれてしまえば、窃盗犯に預金を引き出す手段を多く与えてしまうことになるでしょう。
まとめ
窃盗や強盗は、裕福な世帯のみが遭う被害ではありません。「たいした貯えもないから」と油断していると、空き巣に狙われてしまうこともあるので注意が必要です。
また、通帳などの貴重品の保管場所も大切ですが、「家に侵入されないこと」が最も重要です。戸締まりや防犯システムなど、家の防犯性をあらためて見なおしてみましょう。