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真の絆とは?女性の尊厳って?大人の女性に刺さりまくる!6月の新作映画をピックアップ

エンタメ

大人女性に刺さる新作映画5選

©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会

6月公開の映画は、真の絆とは?と考えさせられるヒューマンドラマや、女性が自らの尊厳を守るため立ち上がった感動の物語、“お金”をテーマにした人生逆転エンターテインメントなど、大人の女性が夢中になれる作品ばかり!今回は5つの新作映画を公開日順にピックアップしました。

『渇水』6月2日(金)公開

「停水、お願いします」──渇いた心に希望の雨は降るのか?

©「渇水」製作委員会
©「渇水」製作委員会

1990年に文學界新人賞受賞や芥川賞候補となり注目を浴びた河林満による「渇水」。<生の哀しみ>を鮮烈に描いた名篇が、多くの重厚な作品を世に贈り出し続ける映画監督・白石和彌さんの初プロデュースにより、刊行から30年の時を経て映画化が決定。主演には、多彩な役どころを変幻自在に演じ分ける実力派俳優の生田斗真さん。水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る業務に就く水道局員の主人公・岩切俊作が、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していくという難しい役どころを体現しました。

©「渇水」製作委員会
©「渇水」製作委員会

さらに門脇麦さん、磯村勇斗さん、尾野真千子さんなど一級品の演技で魅了する豪華俳優たちが集結。人と人の関係が希薄になってしまった現代社会に、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す感動のヒューマンドラマが誕生しました。

あらすじ

©「渇水」製作委員会
©「渇水」製作委員会

日照りが続くある夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、水道料金を滞納している家庭や店舗を訪ね、水道を停めて回る日々を送っていた。県内全域で給水制限が発令される中、岩切は二人きりで家に取り残された小学生の姉妹と出会う。

©「渇水」製作委員会
©「渇水」製作委員会

蒸発した父、帰ってこない母。電気とガスはすでに停止していた。子供たちの最後のライフラインである水までも停めてしまっていいのか?岩切は親との関係に悩んだ子供時代や、妻と一緒に実家に帰ったまま戻ってこない幼い息子を姉妹に重ねて葛藤しつつも、規則に従って停水を執り行う──。

予告編をチェック!

キャスト・概要

生田斗真
門脇麦 磯村勇斗
山﨑七海 柚穂/宮藤官九郎/宮世琉弥 吉澤健 池田成志
篠原篤 柴田理恵 森下能幸 田中要次 大鶴義丹
尾野真千子 

公開日:6月2日(金)全国公開
原作:河林満「渇水」(角川文庫刊)
監督:髙橋正弥 脚本:及川章太郎 音楽:向井秀徳
企画プロデュース:白石和彌
主題歌:向井秀徳「渇水」

『渇水』

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』6月2日(金)公開

自らの尊厳を守るために語り合った女性たちの感動の物語

© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
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第95回アカデミー賞®︎脚色賞を受賞した話題作。2005年から2009年にボリビアで起きた連続レイプ事件を基にした作品で、自らの尊厳を守るために語り合った女性たちの感動の物語です。メガホンを取ったのは、日本でも大ヒットを記録した『死ぬまでにしたい10のこと』などで俳優として活躍してきたサラ・ポーリー監督。

© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
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主演は、高い演技力を評価され、2度アカデミー賞にノミネートされたルーニー・マーラ。製作総指揮はブラッド・ピットが務めました。作品の背景には性暴力がありますが、映画自体は暴力的ではなく、女性たちが短い時間の中で、自分のため、子供のため、未来のためにどんな対応を取るべきか決断を迫られる様子が描かれています。閉鎖された村で起きた許し難い犯罪に、女性たちが悩みながらも立ち向かっていく姿は胸を打つこと間違いなし。

あらすじ

© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
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2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」である、と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。犯人たちは逮捕され、保釈までの2日間、女性たちは納屋に集合し、この事件に対してどのように対処するのか話し合いを始める。記録係として参加を許された唯一の男性は、一度コミュニティから出て、大学で学んで帰郷した教師のオーガスト・エップ(ベン・ウィショー)。子供たちの世話は、物言わぬメルヴィン(オーガスト・ウィンター)に任された。

© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
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最初に女性全員による投票が行われる。選択肢としては「1.赦す」「2.この地に留まり、男たちと戦う」「3.この場を去る」。結果は1が少なく、2と3が同数。男性たちが不在の間に決断が迫られる緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。

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