鹿児島でお片付けのサポートを中心に活動しています、整理収納アドバイザーの露重和子です。片付けが苦手な方は、必要なモノか、捨ててもいいモノかの判断ができなくて、とりあえずモノをとっておくうちに、家の中がモノでいっぱいになり、片付けができなくなるというケースがとても多いです。そこで、これまでの自宅の片付けとお客様宅のお片付けから、私自身が捨ててもいいと思う、捨てても困らないと思う『捨ててもいいモノリスト』をご紹介します。参考にしていただけると嬉しいです。
明らかなゴミ
・おもちゃや家電が入っていた段ボールや空き箱
・ぐちゃぐちゃな紙くずやレシート
・ため込みすぎている紙袋
・中身のない空きボトル
・洋服のタグ
お片付けサポートに伺うと、意外と明らかなゴミがかさばってスペースを占領しているお部屋は多いです。まずは、何も考えなくても、手放すことのできる明らかなゴミを片付けていくだけでも、部屋はかなりスッキリします。この作業は頭をつかわずにできるので、ゴミ袋を片手にどんどん進めていきましょう。
壊れているモノ・使えないモノ
・インクの出ないボールペン
・割れたお皿やグラス
・フタのない保存容器
・骨が折れている傘
・かかとがボロボロの靴
・片方しかないピアス
・香らない芳香剤
・片方しかない靴下
・色褪せたりほつれている洋服
片付けを進めていくと、壊れているモノ、使えないモノに遭遇します。壊れていたり、使えないモノがいつまでも、放置されたままスペースを占拠しているのは、とてももったいないです。すぐに手放してスペースを空けていきましょう。
期限切れのモノ
・使用済みの乾電池
・かっぴかぴののり
・賞味期限の切れた食品
・変質している調味料
・サイズアウトした子どもの靴
・もうつかわないスポーツグッズ
・古すぎる基礎化粧品
・ほつれたタオル
・買い替えた家電の取扱説明書
・毛玉がひどいニット
・明らかに流行遅れの洋服
忙しい日々を送っていると、どうしても期限切れモノに視線がいかず、いつの間にかモノが増えてしまいがち。古いモノを出すことで、また新しいモノも入ってきます。期限が切れているモノはどんどん手放しましょう。
複数個あるモノ
・多すぎる折り紙
・多すぎるキッチンツール
・似たようなエコバッグ
・家族の人数以上ある傘
・あふれる靴下やタオル
・同じような化粧品
・ありすぎる収納ケース
・多すぎるうちわ
・多すぎるポーチやカバン
・多すぎる針金ハンガー
多すぎる数あっても、毎回使っているのは同じモノだったりしませんか? 使い勝手がよかったり、デザインが気に入っていたりと、使っているのには理由があるはずです。複数個あって、使っていないモノは持っていても使わないことがほとんどです。思い切って厳選しましょう。
イライラ・モヤモヤするモノ
・カラーがたくさんで目にうるさいモノ
・コンビニでもらいすぎなスプーン
・埃をかぶった雑貨
・デザインが気に入らないタオル
・枯れている観葉植物
・もはや何のモノかわからないコード類
目にするたびに、イライラ・モヤモヤするモノと改めて向き合ってみましょう。管理が行き届かないことでモヤモヤしているのか、そもそも必要でないモノなのか、見極めていくことが大切です。ご自身の違和感、イライラを見逃さないことは、片付けの第一歩です。
私自身が捨ててもいいと思う、捨てても困らないと思う『捨ててもいいモノリスト』をご紹介しました。リストをチェックしながらの片付けは、頭で考えず、サクサク手を動かせること間違いなしです。是非参考にされてください。