美しい色合いや輝きの天然石。目移りしてしまうほど種類が豊富ですが、自分の誕生石を身に着けると幸運を呼び寄せてくれるとも言われています。今回は、12ヵ月それぞれの誕生石が持つとされる意味や石言葉と、宝石をコレクションして好きなジュエリーを作ることができるサービス「the One」をご紹介します。
持ち主を支えてくれる誕生石
1月から12月、それぞれに当てはめられた天然石「誕生石」。ルーツは諸説ありますが、日本ではかつてアメリカで統一された誕生石に、東洋七宝である珊瑚やヒスイなどを加えたものが定着しています。複数の誕生石がある月もありますが、今回は各月から1つの誕生石をピックアップ。それぞれのパワーや石言葉をチェックしてみましょう。
1月の誕生石:努力の実りと継続を支えるガーネット
1月の誕生石、ガーネット。日本で「柘榴石(ざくろいし)」とも呼ばれるように、ザクロのような深みのある赤色がよく知られ、そのイメージから「実り」の象徴とされています。石言葉は「情熱」や「友愛」のほか、「真実」「繁栄」など。 積み上げてきたものを成功へ導いたり、長続きさせてくれると言われる石です。
2月の誕生石:心を健やかにし、思考をクリアにするアメシスト
「紫水晶」という和名のとおり、透き通った紫色をしたアメシスト。石言葉は「高貴」「誠実」「心の平和」「愛情」「真実の愛」などです。心を健やかに保ち、思考をクリアにして素早い対応ができるようにしてくれるほか、恋のお守りにもなるとも伝えられています。
3月の誕生石:心を穏やかにし明晰さも与えるアクアマリン
ラテン語で「海水」を示すとおり、水のように澄んだ青色のアクアマリン。 石言葉は「幸福」「富」「聡明」「勇敢」「沈着」などで、かつては船乗りたちが航海の安全を願うお守りにもなっていたそうです。海を眺めたときのように安らぎを与えるだけではなく、明晰さを高めてくれるとも言われています。
※3月のほかの誕生石:ブラッドストーン、アイオライト、珊瑚
4月の誕生石:困難も乗り越える。純愛や純潔の象徴、ダイヤモンド
宝石の代表的な存在・ダイヤモンド。婚約指輪によく使用されるのは「永遠の絆」「純愛」「不変」などの石言葉があるためでしょう。また、澄んだ色から「純潔」や「洗浄無垢」の意味もあるとされています(写真は天然のままのカラーダイヤモンドです)。名前は「無敵」「征服されない」を意味するギリシャ語のAdamas(アダマス)が由来とされ、 困難を乗り越える力を与えてくれる石とも伝えられています。
※4月のほかの誕生石:モルガナイト
5月の誕生石:癒しや精神安定をもたらすエメラルド
クレオパトラが愛した石としても有名なエメラルド。石言葉は「幸福」「幸運」「愛」「希望」「喜び」などです。 植物のように生き生きとした明るい色は、古来から人に癒しを与え、健康に導く力があるとされ、精神が安定し思考力が高まるとも信じられています。
※5月のほかの誕生石:ヒスイ
6月の誕生石:月と関係が深い。健康や幸運につながるムーンストーン
透明感のあるムーンストーンは、古くから旅人の安全を願うお守りとされてきました。石言葉は「健康」「幸運」「恋の予感」など。名前にmoonとあるように、月の満ち欠けと同調して心身のバランスを整えたり、よい縁を呼び寄せたりする力があると考えられています。
※6月のほかの誕生石:アレキサンドライト・真珠
7月の誕生石:挑戦する力や勇気を与えるルビー
透明度が高く、濃い赤色が印象的なルビー。エネルギーを感じられるその見た目のとおり、「情熱」「勝利」「勇気」「純愛」などの石言葉を持っています。仕事や恋愛、健康などあらゆる面で願いを込められ、新たなことに挑戦する人に力を与えてくれるとも言われている石です。
※7月のほかの誕生石:スフェーン
8月の誕生石:穏やかかつ前向きになれるペリドット
温かみのあるオリーブグリーンのペリドット。その色は心を穏やかにする力があり、周囲の人と朗らかに接することができるようにしてくれるとも考えられています。石言葉も「夫婦愛」「絆」「平和」など人間関係を良好にしてくれるようなものが多数。ほかに、前向きになれる「希望」や「幸福」の意味もあります。
※8月のほかの誕生石:スピネル、サードオニックス