知っている人は1割以下。まとめ買いしたときや、旅行や出張に行くかたは知っておくと良いかも。
夏場に大活躍する「きゅうり」ですが、水分が多く痛みやすい野菜でもあります。このほど編集部では、そんなきゅうりの保存方法について調査してみました。
■じつはきゅうりも「冷凍保存可能」
fumumu編集部が全国の10代~60代の自炊する習慣のある男女841名を対象に「きゅうりの保存方法」に関する意識調査を行なったところ、「きゅうりを冷凍保存したことがある」と答えた人は、全体で5.7%。
男女別に見ると、男性6.2%、女性も5.3%ほどでした。
きゅうりも冷凍保存できることは、あまり知られていないことがわかります。
■大手企業も冷凍保存方法を紹介
きゅうりの冷凍保存方法については、食品大手総合メーカーの「カゴメ」や、冷凍食品国内最大手である「ニチレイ」なども、自社運営メディアなどを通じて情報を発信しています。
カゴメが紹介している方法は、きゅうりを薄い輪切りにし、少量の塩を加えて写真のように塩もみをしたら、5分ほど放置。
その後、きゅうりを手で絞って水気を抜いたら、1本ずつ小分けにして食品用ラップでくるみ、食品用フリーザーバッグなどに入れ、冷凍保存します。
同社によると、この方法で約1ヶ月ほど冷凍保存することができるそう。自然解凍した後は、酢の物やポテトサラダなどに適しているといいます。
■まるごと1本冷凍保存する方法も
またニチレイフーズでは、1本そのまま冷凍保存する方法も紹介されています。
水でよく洗い、ペーパータオルなどで水分を拭いたら、食品用ラップできゅうり全体をくるみ、食品用フリーザーバッグに入れて冷凍保存。
同社によるとこれで約2~3週間ほど保存することができ、食べるときは流水解凍したら、半解凍くらいの状態で食べやすい大きさに切って水分を絞り、ピクルスなどの料理に向いているといいます。
■まとめ買いや旅行など長期不在時にも
水分が多いため工夫が必要ではあるものの、冷凍することである程度長期保存もできるきゅうり。
安くなったタイミングでまとめ買いしたときや、これから夏休みの旅行や帰省などで留守にする際は、うっかり食材をダメにしてしまいがち。こういった情報を知っておくと、食品ロス削減にも役立ちそうですね。
★カゴメ参照ページはコチラ
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