鹿児島でお片付けのサポートを中心に活動しています、整理収納アドバイザーの露重和子です。部屋を見渡したときに散らかっている場所って、だいたい決まっていませんか? ダイニングテーブルやソファーの上に置きっぱなしになっているモノは、その場所かその近くで使っているモノがほどんどなはず。動線と収納を見直しせば、散らかりにくいお部屋は作れます。そこで、我が家で散らかりやすい場所とその解決策をご紹介します。動線と収納を見直して、散らかりにくいお部屋を目指しましょう。
散らかりやすい場所と解決策
ソファーの上
テレビやゲームのリモコン、読みかけの雑誌や漫画、薬やハンドクリームなどでソファーが占領されてしまい、人が座れなくなってしまっていませんか? ソファーは、リビングの中心に設置されていることがほとんどなので、動線上アクセスしやすい場所にあることが、散らかりやすい一つの要因です。
我が家のソファーの上に置きっぱなしになっているモノを見極めて、定位置を決めたことでソファーの上が無駄に散らかることはなくなりました。
リモコンやサッと手にとりたい爪切りなどのアイテムは、ソファー横を定位置に。無印良品の硬質パルプボックスの引き出しには、爪切りやハンドクリームなどを収納。ソファーに座りながら手に届くので、どんなに疲れていても取り出しやすく戻しやすいが叶います。
読みかけの本など、一時的に放り込んでおけるように無印良品のラタンバスケットの1つは、一時置きのモノの定位置に。家族にも共有しているので、ソファーをくつろぐ場所として活用できています。
ダイニングテーブルの上
薬やハンドクリーム、電池などの日用品、文房具類、子どもが持ち帰るプリントや郵便物などが、テーブルいっぱいに置かれていませんか? ついモノを置いてしまい、いつの間にかモノがモノを呼びあっという間にモノでいっぱいになってしまう場所ですよね。ダイニングテーブルの上は、腰くらいの高さにあるので、モノを置くときに背伸びしたりかがむ必要がなく、しかも何回も通る場所なので、モノを置いてしまいがちな場所です。
ダイニングテーブルの上に置きっぱなしになっているモノを見極めて、定位置を決めたことでダイニングテーブルの上が無駄に散らかることはなくなりました。
薬やハンドクリーム、電池などの日用品、文房具類等のこまごまとした日用品は、ダイニングテーブル横の棚の無印良品のポリプロピレン小物収納ボックスを定位置に。アクセスしやすい場所なので、家族も使い終わったら元の場所に戻してくれるようになりました。
子どもが持ち帰るプリントや郵便物も一度目を通したら、キッチンとリビングの中間地点の場所に、無印良品の仕切りスタンドを設置し、プリント類の定位置に。家事の合間にサッと目を通せますし、子どもたちも場所が決まっていることで、各自でプリント類に目を通してくれるようになりました。
我が家で散らかりやすい場所とその解決策をご紹介しました。動線と収納を見直せば、散らかりにくいお部屋はつくれます。まずは、お部屋の中で何が散らかっているか、またそこにいる人はどんな動きをしているかをチェックしてみてくださいね。