物価高の影響で、家計が逆風に直面している2023年。スーパーでお買い得なセール品を見つけても、新たな値上げに気付き、一喜一憂する日々が続いています。ここでは、そんな厳しい今だからこそ試してほしい、食費2万円台主婦が続けている「きほんの節約」を紹介します。
予算を決めてまとめ買いする
食費を節約するうえで、私が一番気を付けているのが「予算を超えないこと」。
そのためには、決めた金額以上に買い物をしないことは大前提です。
ついで買いやうっかり買いを減らすため、最低限必要な食料品は「まとめ買い」をしています。
頻度は週1回。だいたい7日分を目安に買う物をリストアップしてから、行きつけのスーパーへ買い出しに行くのがルーティンです。
店内をまわるときも、スマホの電卓機能で計算しながらカゴへin。
「まとめ買い」「買う物リスト」「電卓」の3つを守れば、食費予算をオーバーすることはほぼありません。
メモを見ながら買い物することで、買い忘れも防止。
後からスーパーで買い足す時間もお金も節約できます。
ふるさと納税の返礼品を活用する
実質2,000円の自己負担で、税控除しながらお礼の品をゲットできる「ふるさと納税」。
私はかれこれ9年前から利用していますが、その恩恵のすべてを食品で受け取っています。
毎回申し込むのは、使い勝手の良い「切り落とし肉」や「ミンチ肉」の返礼品。
魚は、下処理の手間が省ける「骨なしの切り身」がお気に入りです。
こういったいい意味で親しみのある返礼品は、派手ではなくとも節約効果はばつぐん。
使い勝手が良いのアレンジがききますし、寄付金額も1万円前後と低額の返礼品が多いので、寄付限度額内でも数回リピートできます。
わが家には、だいたい月1ペースでお肉や魚が届くので、月額にして5,000円は食費節約につながっていますよ。
プライベートブランドの商品を選ぶ
食費に大きく差がつくのが、「ナショナルブランド」と「プライベートブランド」を知ること。
ナショナルブランド(NB)は、いわゆる大手メーカーの商品、「プライベートブランド(PB)」は、スーパーやドラッグストアなど販売元の企業が企画・開発した独自の商品です。
ナショナルブランドは、知名度が高くブランド力がありますが、コストプライベート商品の方がある分、価格は1~2割ほどおさえめ。
低価格で購入できるうえに、ラインナップは品質の良い商品が充実しているので、食費の節約につながるんです。
私は、調味料・冷凍食品・パン・牛乳など、基本的にはプライベートブランドの商品を購入。
1品の価格差は小さくても、いろいろなプライベートブランド商品を長く選び続けることで、節約効果も大きくなります。
きほんが整うとラクに節約できる
食費節約術はいろいろありますが、まずは出費がストンと減らせる「きほんの節約」を取り入れる手っ取りっ早いです。
私の場合は、「予算を決めてまとめ買い」「ふるさと納税」「プライベートブランド」の3つをマイルールにしたところ、月5,000円の食費減に成功しました。
節約のしかたや向いているやり方は、人それぞれ。
こだわりや買い物方法に応じて、自分だけの「きほんの節約」を整えてみてはいかがでしょうか。