手元だけでなく、足元にも長時間の作業が苦にならないよう、ワンポイント施されていました。
「デスクチェアを使う上で畳面を傷付けず、押し入れとの段差でもガタつくことのないように床にはシートを貼って居心地がよくなるようにしています」
心落ち着く和室空間を、集中出来るワークスペースに大変身させたコアラさん。今となっては元からデスクとして作られたのではないかと思わせるほどのスペースになっています。
「家族の協力もあり、綺麗に仕上がったので、現状復帰しなくても、このまま次の人に貸し出しても喜ばれるのではと思っています。笑」
和室と同様に住まいの決め手だったキッチンは、新たな暮らしに向けての決意が背景にあったと話すコアラさん。
「料理をする習慣がなかなか作れず、新しい住まいでは少しでも慣れていこうと思っていました。料理を作る気持ちになれないのは作業スペースの狭さから面倒に感じてしまう部分があると思っていたので、キッチンはもちろんダイニングのあるお部屋を選びたいと思っていました」
「IKEAで購入した大きめのダイニングテーブルを料理の作業台としても使っており、調理スペースが広く取れるため、実際にこの部屋に住み始めてから料理する機会も増えましたね」
収納もラックやボックスを駆使してオープンに。これだとスムーズに家事も進められそうです。
またフックを使って吊るす収納が多く用いられているのも使い勝手が良さそうでした。
「もともと住まい環境を変えることが好きで、色々な場所で引っ越しを繰り返してきました。現在のお部屋も大好きでとても気に入っていますが、将来住んでみたい場所が見つかったり、やりたいことが出てきたりしたら、身軽に移動ができるよう、物の数の調整と趣味を存分楽しめるようなバランスの良い暮らしを続けていきたいです」
住まいを変えながら新しい場所でお部屋や暮らしに少しずつ変化や挑戦を続けられているコアラさん。
次の住まいは、どんなきっかけとともに探されることになるのか、お部屋とともにお話を伺えるのが楽しみです。
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