分解クリーニングする
エアコンを設置してから内部クリーニングを行わないでいると、エアコンの内部にカビやほこりが溜まっている可能性があります。吹き出し口やルーバーに黒い点々とした汚れが付いている場合は、カビとみて間違いないでしょう。見えないエアコン内部にもカビが発生している可能性が高いといえます。
そのままでは、健康被害や悪臭の原因になるため、早いうちに業者へ依頼して分解クリーニングをしてもらうのが安心です。業者のクリーニングなら、普段の掃除では手の届かない場所まで点検して掃除してもらえるため、衛生的かつエアコンの運転効率が良くなります。
冷房効率を上げる方法5. 室外機の環境を整える
エアコンは室内に設置した本体と、外に設置した室外機とがセットで稼働しています。そのため、室外機の環境を整えればさらに冷房効率が良くなります。
室外機の掃除をする
室外機に汚れが溜まっていると送風の力が弱まり、うまく空気を送れず冷暖房の効率が悪くなってしまいます。室外機から異音がしたり、エアコン本体に大きな負荷がかかったりして、故障の原因になることも考えられます。
室外機の表面の泥汚れなどは自分でも掃除できますが、内部に入り込んでしまった汚れは業者に任せたほうが安心です。
室外機カバーを使う
室外機には熱交換器や圧縮機、減圧機が組み込まれ、室内のエアコン本体とつながる2本のパイプで空気を循環させています。そのため室外機の温度が高くなると、エアコンの効率が下がる原因になることがあります。エアコンの室外機にカバーなどをかけて直射日光を遮れば、冷房効率の改善が見込めるかもしれません。
また、室外機の周囲を鉢植えなどでふさいでしまうと、正常に熱交換ができず冷房効率が低下するため気をつけてください。周囲を覆わずに上からの直射日光を遮るようにするとよいでしょう。
まとめ
冷房効率を高めて節電するには、エアコンの使い方を工夫したり、サーキュレーターを併用したりする方法があります。また、窓から入ってくる熱気や光を遮断することも大切です。エアコン本体や室外機の掃除も、冷房効率の改善に役立ちます。
業者にエアコン掃除を依頼する場合は、混み合う時期を避けて早めに予約することをおすすめします。冷房効率が良くなれば電気代も節約でき、夏を快適に過ごせるでしょう。