冷凍ご飯を解凍するときの加熱ムラを解決する方法がSNSでたびたび話題を呼んでいます。以前、麦ライス(シェフ)さん(@HG7654321)が投稿した「ご飯の中央に穴を空けて薄くしてから冷凍する」という裏技も多数のいいねが集まりました。本記事では実際にやってみた感想をお伝えします。2023年8月10日 更新
冷凍ご飯の加熱ムラを防ぐ秘密は形にあった!
都内のレストランで料理長をされている麦ライス(シェフ)さん(@HG7654321)が投稿したのは「冷凍ご飯の解凍が超楽になる」という、電子レンジでの加熱ムラが気になる方必見の裏技。SNSでは「ドーナツを作るときと同じ理屈ですか?」「なるほど!」「これぞライスハック」と感心する声が多数寄せられていました。
本記事では、薄いドーナツ型と普通の包み方のご飯を用意、冷凍・解凍するときにどのくらい違いが出るのかを検証します。
ポイントはドーナツ型!包み方の手順
ラップの上にご飯をドーナツ型になるようふんわりとのせます。
そのままラップでくるみ、やさしく薄く平らにならします。
ドーナツ型・四角にしたものを比較
結果を比較するため、いわゆる普通の四角形にしたご飯も用意しました。重さは同じ、中くらいのご飯茶碗一杯分の150gです。
粗熱が取れたら冷凍庫に入れ、ひと晩置いたものがこちらです。それぞれしっかりと凍っています。
筆者は普段、このサイズのご飯を解凍・温めをするときは電子レンジ600Wで2分加熱しています。このため今回の実験ではそれぞれをまず、1分30秒加熱してみました。
ドーナツ型は早い段階でほぼ全体的に温まった
ドーナツ型はほぼ全体がムラなく温まっていますが、普通に包んだものはまだ冷たいままの部分がありました。
理想の温まり具合にするためにもう少し追加で加熱してみます。ドーナツ型はこのままの形で加熱、ムラのあった普通に包んだものはお茶碗に移して全体をほぐしてから加熱しました。
※お使いの機器により温まり具合には差が生じます
結果!ドーナツ型はムラなく早く解凍できる
ドーナツ型は温め開始から1分40秒で、普通に包んだものは2分で食べごろに。結果、ドーナツ型のほうがスムーズに全体が早く温まることがわかりました。
都内のレストランで料理長をされている麦ライス(シェフ)さん(@HG7654321)のSNSには、こちらの投稿のほかさまざまなレシピ、料理テクニックが満載です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
※本記事は麦ライス(シェフ)@HG7654321さんのご協力のもと、株式会社トラストリッジが作成しています