明太子好きを唸らす逸品。2023年7⽉20⽇より明太子の新ブランド、1%の奇跡の明太子「MENTIE」が誕生しました。本記事では、同商品のこだわりと実食レビューをお届けします。2023年8月25日 更新
明太子界に新しい風を吹かせる。個性的なブランドが誕生
暑い夏を終え、秋を迎えると新米のおいしい季節が訪れます。新米といえば、ごはんのお供が欠かせませんが、なかでも明太子が好きだという人は多いはず。
2023年7⽉20⽇より発売され始めた明太子の新ブランド「MENTIE」は、そんな明太子好きにおすすめのひと品。本記事では、同商品のこだわりと実食レビューをお届けします。
1%の奇跡の明太子ブランド「MENTIE」
「MENTIE」は、Good Mountain Lab株式会社がリリースした明太子の新ブランド。“1%の奇跡の明太子ブランド” をキャッチフレーズに、ECのみで取り扱われています。
なぜ、1%の奇跡なのか?
なぜ “1%の奇跡の明太子” なのか……その理由は、生産方法にありました。
年間消費量30,000トンにものぼる明太子は、大手も含めた200ブランド以上がすべて福岡にあり、生産量も1位を誇っているそう。それら明太子の99%は工場での大量生産です。
対して「MENTIE」はひとつずつ、手でたらこの状態を確認、個体に合った水分量、塩分量で丁寧に作っているといいます。こうすることで、粒子をしっかり感じられるようになるのだとか。
大量生産とはことなる製法で作られた、残りの1%という意味だったのですね。
誕生のきっかけは、小さな明太子屋さん
「MENTIE」は福岡出身の高城良岳氏と峯尾雄介氏がプロデュース。2人は小中学校の同級生であり、誕生のきっかけは、同じく小中学校の同級生の親子2人で営む福岡の小さな明太子屋さんだったのだそう。
そこで売られていたのは大量生産では作れない、辛みや塩気が強くなく、だしの利いた明太子。「自分たちが好きだった明太子の味を全国に届けたい」と思ったことから始まりました。
ここが違う。3つのこだわりポイント
1. ひとつずつ手作りしている
一般的な明太子は機械による大量生産の場合が大半。一方で「MENTIE」はすべて手作りで製造工程も多いのだそう。
手間暇かけて手作りすることによって、明太子の醍醐味であるしっかりとした粒感を感じられる仕上がりに。
2. 素材を活かす調味料選び
調味液に使われる素材選びにも大きなこだわりが。酒とみりんは、風味と旨みを引き出すために福岡の「喜多屋」のものが使用されています。
唐辛子は、厳選したさまざまな種類をオリジナルでブレンドしているといいます。
なお、「MENTIE」はたれを二度漬けするスタイル。一度目はたらこ本来の旨みを引き出すために唐辛子は入れません。二度目に唐辛子を加えることで、甘みと辛みのバランスを調整。
「MENTIE」がほかの明太子と一線を画す重要なポイントとして、原材料であるたらこのサイズも挙げられます。一般的な明太子に対して、個体差はあれど2倍ほどの大きさがありますよ。
3. 特別感を演出するデザインや販売方法
黒を基調に銀箔のロゴをあしらった高級感のあるパッケージ、オンライン中心の店舗展開、デジタルを中心としたプロモーション……。
製造工程や味わいだけではなく、デザインや販売方法についても、これまでの明太子ブランドのイメージを変える工夫がされています。