あえて選んだ築53年の古い団地。レトロさも残る2DKを、こだわって選んだ長く使える家具とあたたかな照明で、うまく活かして住みこなしていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。
憧れから始まった、団地一人暮らし
YU-TAさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、築53年の団地。
ダイニング・キッチンが3.5畳、その隣に5.5畳の洋室、5.5畳の和室という2DKの間取りです。
YouTubeで公開されている一人暮らしの団地を舞台にしたドラマ『ひとりごとエプロン』にすっかりハマってしまったというYU-TAさん。「団地っていいな」と探して同じ間取りのお部屋にお引越しを決められたそう。
古い間取りですが、リビングとダイニングキッチン、ベッドルームとの間のふすまは全て外すことで、開放的に広々と暮らしていらっしゃいます。
小さなダイニングキッチンのテーブルは、きっちり採寸しホームセンターでぴったりサイズの天板を購入、脚はニトリで購入しDIYされたもの。DRAW A LINE でさらにスペースが拡張できるようにされています。椅子は、unico の VIZ スツールを合わせて。サイドテーブルにもなり、テーブルの 下に収納することもできて、便利なのだそう。
レトロなデザインのタイルのキッチンは、料理の道具が並ぶことで、なんとも雰囲気のある素敵な空間に。
100円ショップで購入したマットなカラーのS字フックでカップやライトを吊り下げて。
テーブルの上に置かれているのはお気に入りのヴィンテージの照明。新日本照明の「Dimmer」という60年代につくられたテーブルライトで、こちらも「ひとりごとエプロン」で登場していたのを見て、ネットで探して購入されたそう。優しい光がお部屋の雰囲気にとてもよく似合っています。
リビングには、こちらもDIYされたというワークデスク、コーヒーテーブル、そしてカリモクのソファを置いて、ゆったりくつろげる空間に。
「新卒で初めて一人暮らしをしたときに購入したのが、カリモクの2シーターで、思い入れがあります。長く愛されるロングセラーのデザインで、何度か引越しているんですけど、どんな場所でも相性がよくて、長く使えるのが一番魅力的。1シーターは窓際において、読書のための空間にしています」
夜は間接照明の明かりでゆったり過ごす
夜のお部屋の雰囲気はこちら。照明にこだわっていて、ゆったりと間接照明の明かりの中でくつろげるようにされています。
フロアライトは unico の 「Svante」。ちょっとレトロな雰囲気と、アンティークゴールドのベースに木の支柱の組み合わせがお気に入りのポイント。
瓶型ソーラーランタンの「ソネングラス」は、昼間はインテリアとして、夜はライトとして、YU-TAさんのお部屋のあちこちで活躍しているアイテム。
「男の隠れ家」的な雰囲気のお部屋を目指しつつ、木の家具のやわらかな感じも取り入れ、無骨すぎず落ち着ける空間をつくられていたYU-TAさん。