(7)「すごーい! なんでもできるんだね!(驚)」
男性は自分を常にバージョンアップしたいと考えています。馬力と万能性。それが自分の価値を高めると信じているのです。
驚きの表情を添えて、彼のレベルをUPさせるひと言をかけてあげましょう。
(8)「……すごい。全然知らなかった(嘆息)」
「知らなかった」は一番男性が喜ぶフレーズですが、これを言ってしまうとマウンティングに発展し、彼との主従関係を作ってしまうのがつらいところ。
その場合は嘆息とともに「やっぱり知ってたんだね」「私もずっと興味があった」といったフレーズの選択肢が有効です。
(9)「すごいです。びっくりしました(素)」
素のリアクションは単純であるほどリアルなため、男性に響きます。
男性はいつも女性をびっくりさせたいと思っています。男性のアピールに対してこのフレーズは万能です。
(10)「すごくない? 意外だよね……(隣の人に)」
意外という言葉ほど男性の優越感をくすぐる語感はないでしょう。いつの時代も、男性はナンバーワンよりオンリーワンのほうがかっこいいと思っています。
また、「すごーい! なんでもできるんだね!」というフレーズのあとに“なぜそう思ったのか”を続けると◎。男性の理論脳に「お世辞かも?」と疑う余裕を与えず、スムーズに喜びへと導くことができます。
「男性にかけてはいけない言葉」は気にせずOK
逆に男性が言われたくない言葉や語感というものはあるのでしょうか?
男性は女性に声をかけるとき「言葉の選択を間違えて地雷を踏むのではないか」といつも怖がっています。しかし、女性から男性に声をかけるときにその種の地雷はほとんどありませんのでご安心ください。
ちなみに男性のプライドを刺激してしまった場合はたしかに地雷になりそうですが、それもかなり特殊なケースになると思います。
たとえば「(「すごい!」のつもりで)やればできるじゃん!」や「(私のために無理してくれてありがとう、のつもりで)もう無理はしないでね」などのフレーズ。
男性によっては「できないと思ってたのかよ」「無理なんてしてないし」と意地悪く解釈するケースがないとは言い切れません。
とはいえ、こんな意地悪な解釈をするのは、残念ながらあなたが「恋愛対象外」だった場合。お互いに一次審査を通っているような間柄であれば、上記で紹介したフレーズは素直に喜んでもらえるはずです。
ポイントは「ワンフレーズ」
語感を大切にすると必然的にワンフレーズになります。
ワンフレーズの特徴は、いい意味にも悪い意味にも解釈できるところ。
ぜひこの語感にこだわってみてください。そうすれば、不思議なことに男性はいい意味にしかとりません。語感を意識したワンフレーズ+笑顔で、男性はいつまでも幸せになれるのです。
男性にかける言葉は「単純」なほうがいい