世界のことわざ、どれくらい知ってる?
ことわざは人生を豊かにする宝庫!
日本には先人の知恵が詰まったユニークで役立つ数多くのことわざが存在しますが、それは他の国も同じ。
そこで今回は毎日生きるのが少し楽になるような素敵な世界のことわざをまとめてご紹介いたします。ぜひチェックしてみてくださいね。
心を楽にする!世界のことわざ
1.Un de perdu, dix de retrouvés (1人失うと10人見つかる)
Amourの国と言われ、大人になっても素敵な恋愛を楽しむ人が多いフランスでは、失恋をして1人失知ったら10人見つかるという素敵なことわざがあります。
辛い恋の終わりを経験し、もう彼以上に素敵な人が見つからないと感じているあなたにぴったりの言葉。これから先10人の素敵な人に出会うと思えれば、未来が楽しみになってきますね。
2.Não adianta chorar sobre o leite derramado(こぼれた牛乳に泣きついても仕方ない)
日本には「覆水盆に返らず」ということわざがありますが、ブラジルにも同じような意味を持つことわざがあります。
大切なのは後悔や不満などネガティブな感情を持ち続けることではなく、時には「仕方がない」と諦める勇気を持つこと。ありのままを受け入れることこそ、自分を楽にするカギなのです。
3.Chi disprezza compra(こき下ろすのは買いたい証拠)
大人になってから誰かに悪口を言われたり、意地悪をされて傷ついた経験はありませんか?そんな時にはイタリアのこのことわざがあなたの心を軽くしてくれるはず。
理不尽な悪口や原因のない意地悪に遭遇したら、それはあなたのことをうらやましく思い妬んでいるのかも!「〜さんの悪意はの嫉妬の裏返しなんだ!」と思えれば、もっと自分に自身が持てますよ。
4.A storm in a teacup(ティーカップの中の嵐)
人生でふとしたことにつまづいた時、イギリス人がよく使う「ティーカップの中の嵐」という言葉を思い浮かべてみませんか?
その意味は言葉の通り、ティーカップに収まるような小さい嵐、つまりは大ごとのように思えて実は大したものではないことを意味しています。大きな失敗や困難に思えることも、過ぎ去ってしまえば小さなこと。気楽にいきましょう。
5.A rey muerto, rey puesto(王が死んで代わりの王がきた)
スペインのお国柄を示すかのようなこのことわざは、どんな偉大な人やものでも代わりはいるし、世の中に絶対的なものは何もないという意味。
日本でも「自分の常識は他人の非常識」と言われるように、自分にとって当たり前のことが世間や他の人にとってはそうでないことはよくあるもの。だからこそ視野を狭めず常に心をオープンにしていたいですね。
6.Дальше с глаз - ближе к сердцу(目から遠くなると心に近くなる)
別れた彼のことが忘れられないというのはもちろん、今の彼が元カノへの思いを断ち切れていないかも…と悩む女性は多いもの。そんな時は核心をついたロシアのことわざを思い出してみましょう。
見えないもの(=手放してしまったもの)に親しみを感じるのは人間の性。思い出は美化されており、実際には大したことはないというのが本当のところかもしれませんね。