無料の会員登録をすると
お気に入りができます

寝る前の『腎揉み』で翌朝の目覚めスッキリ! 東洋医学的・水分調整マッサージ

美容

むくみ、慢性疲労、肩こり、下痢や便秘…もしかしたら水のせいかも!? 自宅でできる体内の水分調整マッサージでスッキリ快調に!

腎のツボ5 大鍾(だいしょう) 老廃物の排出を促して肺や気管支もサポート。

picture

ツボの位置
太谿から指1本分下にある。ぐりぐりすると砂粒みたいなものを感じる人も。

マッサージのやり方
反対側の手で押しながら足首を10~20回まわす。逆の足も同様に行う。

腎臓の疲労や慢性疾患のほか、肺や気管支の不調、むくみや便秘の改善が期待できる。太谿、大鍾ともにツボの位置がわかりにくい場合は、内くるぶしとアキレス腱の間を指で押し、痛みやシコリがある場所を刺激して足首をまわせばOK。

さらに下半身を鍛える

下半身を鍛えれば、筋肉が熱を産生して代謝が上がり、冷えも解消。入浴前に行うと発汗や血行促進効果が上昇し、腎臓や胃腸の働きが良くなってデトックスできる。

段差でかかとの上げ下ろし

picture

やり方
少し段差のある場所でつま先立ちをしてかかとの上げ下ろしをする。10~20回。

上げ下ろしはなるべくゆっくり行い、ふくらはぎの筋肉をしっかり刺激するのがポイント。「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎがポンプのように働き、血液の循環を促してくれる。筋肉をつければ、脚のむくみやすさも軽減される。

スクワット

picture

やり方
足を腰幅に開き、つま先は膝と同じ向きに。お尻を後ろへ突き出すように、股関節から折り曲げる。この時、膝がつま先より前に出ないように。太ももが床と平行になるまで下ろし、ゆっくりと元の姿勢に戻る。10回程度。

スクワットは太ももやお尻といった大きな筋肉を鍛えることができるため、代謝アップと血行促進に効果的。また、しゃがんで立つ動作で股関節まわりの太い血管やリンパ節が刺激され、水分や老廃物の排出も促進される。

寺林陽介先生 鍼灸師、あんまマッサージ指圧師。六本木・寺林治療院院長。独自の「疲れとりマッサージ」が評判となり、著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』『死ぬまで楽しく食事をしたけりゃ胃をもみなさい』(共にアスコム)も話題。

※『anan』2023年9月20日号より。イラスト・kame 取材、文・熊坂麻美

(by anan編集部)

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ