衣服雑貨や食品はもちろん、大型家具から家電までそろうブランド・無印良品。今回は無印良品で勤務歴のある筆者が、無印良品から新発売となった長期保存商品を試して解説しました!
万一の場合に備えておきたい「備蓄ごはん 白米」
毎年9月1日は「防災の日」、そして9月は「防災月間」とされています。1923年9月1日に関東大震災が発生し、台風や大雨といった自然災害が起こりやすい時期であることから制定されました。
そんな防災月間に、日用品ブランド・無印良品から保存期間が長く、災害時にも役立つ備蓄食品が登場! 今回は無印良品で勤務歴のある筆者が「備蓄ごはん 白米」(税込390円)を試してみました。
未開封で賞味期限4年、水さえあれば食べられる
賞味期限は未開封で4年もつ「備蓄ごはん 白米」
「備蓄ごはん 白米」のパッケージは、コンパクトなパウチ型。中には、炊きたてのごはんを熱風で急速乾燥させたアルファ米が入っています。急速かつ水分をコントロールしながら乾燥させ、でんぷんを消化しやすい「アルファ化」した状態で保存できるのがポイントです。
詳細な作り方、目安となる注水線は袋内側に
手順は、品質保持剤とスプーンを袋から取り出し、水かお湯を入れて封をするだけ。詳細な分量は表に、注水線は内側に記載されているため、見たままで調理できるのが魅力です。
炊きたてごはんのように、ふっくらとした仕上がり
今回は水を使用。温度以外ほとんど炊きたてごはん!
今回は、災害時をイメージして水で調理。60分待ってから封を開けるとびっくり! 想像よりもふっくらとしたごはんに変身していました。私は無印良品のレトルトカレーと一緒にいただきましたが、防災備蓄用の食品と一緒に食べても、このごはんであれば満足感のある食事になりそうです。
スプーンも付属しているので安心
ちなみに、使い捨てのスプーンが付属品として中に入っています。「備蓄ごはん 白米」だけで食器類を用意する必要がないのもうれしいポイントです。
「いつものもしも」精神が宿った白米を、万一の備えに
防災アイテムとしてストックしておきたい
無印良品は、2011年より「いつものもしも」と題し、使い慣れた日用品を使って日常的に災害時に備えるためのさまざまなプログラムを実施。普段から使えて災害時にも役立つアイテムをセットにした商品を販売したり、防災イベントを開催したりしています。
筆者も時には店頭で、時には住宅街のお祭りの一角で、バターチキンカレーを地域の皆さんと一緒に楽しみながら、水や食料を多めに買い足して消費しながら備蓄する「ローリングストック」の考え方を学んできました。
この「備蓄ごはん 白米」は、災害時の安心につながる食べ慣れた味をしています。万一のときにも安定した食生活を保つためストックしておきたくなる商品、ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。
この記事の筆者:花輪えみ プロフィール
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、内1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。無印良品のイチオシ商品は「全粒粉ビスケット」。良品計画退職後はライター/編集者として活動し、記名ライター歴8年目を迎える。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。