香川県といえば、うどんが有名。ですが、最近では特にオリーブが大人気!果実やオリーブオイルとして食べるだけでなく、オリーブを食べて育った牛や豚も注目を浴びています。温暖な香川だからこそ生まれた、新鮮で優しい味わいのオリーブ。一度口にしたら、ファンになってしまうはず……!
macaroni編集部
香川県の“美味”を一度に味わえる
香川県には、知られていないけれど、おいしい食材がいっぱい。山や海の幸だけではなく、瀬戸内の温暖な気候で育った野菜も、地元では大人気です。
その野菜をたっぷりと食べられるのは、「讃岐フレンチ L’atelier le. Mas(ラトリエ・ル・マ)」。香川県認定レストラン「さぬきダイニング」の認定店であるこちらのお店は、“香川の食のショールーム”をコンセプトに、県産食材を使用した創作フレンチをいただけます。
オードブルからデザートまで、香川県の食材がふんだんに使われたランチコース。特に、かぶのスープにそっとかけられたオリーブオイルのおいしさに感動!かぶの甘みとフレッシュでやわらかな口当たりのオリーブオイルが溶け入り、ひとつの芸術作品をいただいているようでした。
高級魚として知られる舌平目は瀬戸内で獲れたもの。舌平目と小エビのルーレは、ぷりっぷりで心地よい弾力があり、アンチョビクリームソースとの相性もばっちり。華を添える香川県の野菜も、甘みを感じられます。
オーナーシェフの磯野さんの手にかけられた料理は、おなかだけではなく、心も満たされますよ。
■店舗名:讃岐フレンチ L’atelier le. Mas(ラトリエ・ル・マ)
■住所:香川県丸亀市三条町526-7
■電話番号:0877-85-9803
■営業時間:ランチ 11:30~14:30(L.O. 13:30)/ ディナー 18:00~21:30(L.O. 20:00)
■定休日:毎週月曜日
■公式WEBサイト:
太陽の光をたっぷり浴びた、三豊オリーブ
香川県三豊市産のオリーブだけを使い、商品を開発しているのが「三豊オリーブ」。9年の歳月をかけ、大切に育てたオリーブを自社で絞ってオリーブオイルにしています。
瀬戸内海に面した三豊市は、日照時間が全国トップクラスを誇る“太陽の町”。あたたかな光をいっぱいに浴びて、ぷっくりとした果実が実ります。
たわわに実ったオリーブを収穫するのも一苦労。オリーブの実はほんの小さな傷からでも酸化してしまい、品質を低下させてしまうのです。
だから、ひとつひとつ丁寧に手で摘みあげ、オリーブオイルにする実の選別も手作業で行なっています。オリーブを収穫するのに、こんなにも手間ひまをかけているとはびっくりです。
収穫された果実は、新鮮なうちにオイルを絞ります。
こちらが、普段は見られないオリーブオイルを絞り出す機械。果実の実だけを混ぜ合わせ、遠心分離機で油と水分を分けます。その後は2〜3日かけ、ろ紙を使って自然ろ過します。
400kgのオリーブから、わずか18リットルしか採れないという希少なオリーブオイル。
フルーティーで甘みがあるルッカ種は、バナナを思わせるような風味で、日本人らしい繊細な味わいの料理にぴったり。
いちおしは温かいお味噌汁に入れること。ふわっと香りが立ち、お味噌の塩味をまあるくまとめてくれます♪
「あかつきしょう油」は、オリーブを絞ったかすを使って作られた新商品。果実の旨みがぎゅっと濃縮されていて、コク深い味わいになっています。
おぼろ豆腐にオリーブオイルとオリーブしょう油をひと垂らしするだけで、立派なごちそうに早変わりですよ!
空と海がひとつに。絶景を堪能できる父母ヶ浜
三豊市に来たら、ぜひ立ち寄りたいのが父母ヶ浜(ちちぶがはま)。瀬戸内海を一望できるこちらは、日本のウユニ塩湖としても有名で、多くの観光客が訪れるインスタ映えスポットです。
穏やかな海と潮溜まりに映り込む夕日が美しく、時間を忘れて見とれてしまいます。
雲の隙間から夕日がのぞき、まるでダイヤモンドのように夕陽がきらめきます。この美しさが評価され「日本の夕陽百選」にも選ばれているそう。
この日は平日にも関わらず、多くの人が父母ヶ浜の美しさを堪能していました。ぜひ、カメラを持って行きたい絶景スポットですよ。
■店舗名:父母ヶ浜
■住所:香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3