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夢は語らない。ロシアの名門劇場で舞うバレエダンサー、永久メイの挑戦

できることを精一杯やる

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ーー永久さんのようなバレエダンサーを目指すお子さんもいると思います。夢を叶えるにはどのようなことが必要だと思いますか?

私は「夢を語らない・夢を作らない」をモットーにしています。目の前にあることをコツコツとこなし、ひとつひとつの事を大切に100%の力を出し切る経験を積み重ねていけば、自然と理想の自分に近づけると思っているからです。なので、今の自分にできることを精一杯やる、それが一番大事なことだと思っています。

ーー将来の夢を持つお子さんを持つご家庭へ、ご自身の経験をふまえ伝えたいメッセージはありますか?

私は子どもがいないので親の気持ちにはなれないのですが、モナコでの留学を乗り越えられたのは間違いなく両親のサポートのおかげです。私がバレエをしたいという気持ちを尊重し、特に父親はバレエについてはよくわかっていないながらも、いつもそっと見守ってくれていました。心配だからととやかく口出しをしてくるわけでもなく、私の「バレエがしたい」という純粋な気持ちを後押ししてくれましたね。

大人になって考えると、まだ幼い我が子を信じるのは難しいことだったとも思います。子どもがしたいことはなんでもさせてあげてほしい!とは言えませんが、両親が私の意思を尊重してくれたことが、今の私につながっているんです。

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