ポジティブなワガママを言ってほしい
「相手が喜ぶことをすればよい」
これは人から好かれるための絶対的な法則です。
しかし、何をすれば喜ばれるかわからないからこそ現実は難しいというのは先ほどお話しさせていただいた通りでしょう。
これは女性だけではなく、男性にも言える話で御座います。
男性もまた「彼女に何をしてあげればよいのか」わかっていないのです。
ですので、自分から「私はこれをしてほしい!」と積極的に言うことは、ワガママでないばかりか相手に楽をさせてあげる行為であると言えるでしょう。
ワガママを言うことはよいことなのです。
それでは、どうしてワガママを言って男性から振られることがあるのでしょうか?
非常に簡単です。それがネガティブなワガママだからでございます。
たとえば「ハンバーグを食べたい!」というワガママは非常にポジティブなワガママであると言えるでしょう。
このワガママを分解すると「私はハンバーグが食べられるところに連れて行くと喜びます」ということ。つまり「何をすれば喜ぶか」というポジティブな提案になっているのです。
一方で「ハンバーグは食べたくない」というのはネガティブなワガママでしょう。
これを分解すると「私にハンバーグを与えると不快に感じます」というネガティブなワガママになってしまっているのです。
このように「自分の不快さ」を伝えるワガママは相手を辟易させてしまうことでしょう。
一方で「自分の快適さ」を伝えるワガママは、相手に楽をさせる有効なワガママなので御座います。
味方でいてほしい
これは女性にも言えることでしょうが、恋人には常に味方でいてほしいと願うものでございます。
味方と言っても、それは甘やかすという話では御座いません。
相手の幸せを願う。
ただそれだけのことでございます。
たとえば彼氏が何か危険なことをしていたら、従順に従うのではなく止める。
相手の幸せを願うとは、必ずしも従順なことではございません。
それでは、もしも彼氏が何か悪いことをしていたら。
「あなたは悪くない」と言うのは相手の幸せを願っている行為ではございません。
「あなたが悪い。だけど私はあなたの味方だから一緒に謝りに行こう」
そんな考えを持った女性が不幸になることは御座いません。