2023年に誕生した、渋谷桜丘エリアに新たなランドマークとなる新施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」。2024年7月25日(木)に新たに37店舗オープンし、本格始動します。レッツエンジョイ東京編集部はオープンに先駆けて施設を訪問。オススメのショップやレストランをレポートします。
渋谷桜丘エリアに新たなランドマークが誕生/渋谷サクラステージ
「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」において、2023年に誕生した渋谷桜丘エリアの新施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」。7月25日(木)に新たに37店舗オープンし、本格始動します。レッツエンジョイ東京編集部はオープンに先駆けて施設を訪問してきました。
同施設は、商業施設、オフィス、住宅が入居する「働・遊・住」を兼ね備えた大規模複合施設。100年に一度ともいわれる再開発において、渋谷駅中心地区の都市基盤整備を完成させるための重要なプロジェクトに位置づけられています。また渋谷駅中心地区で唯一の住宅を整備し、まち全体のさらなる魅力向上に寄与するといいます。
施設は渋谷駅側の「SHIBUYAサイド」と桜丘エリア側の「SAKURAサイド」の2つの街区に分かれています。「SHIBUYAサイド」は、地上39階の「SHIBUYAタワー」と地上17階の「セントラルビル」で、「SAKURAサイド」は、地上30階・地下1階の「SAKURAタワー」と「SAKURAテラス」で構成されます。
また開業に伴い、駅や周辺地区を結ぶ歩行者ネットワークも整備されました。JR渋谷駅の新改札口からのアプローチとなる渋谷駅南口北側自由通路や、国道246号を南北横断する渋谷駅西口歩道橋デッキ、都市計画道路(補助線街路第18号線)横断のための歩行者デッキなどの構築により、歩行者の利便性と安全性の向上を図るといいます。
実際に施設内を歩いてみると、遊歩道や横断デッキのおかげでビル間を移動しやすく快適。また代官山・恵比寿方面へのアクセスもスムーズになりました。
最先端のトレンドやカルチャーを創出・発信する商業エリア
「渋谷サクラステージ」の本格始動に先駆けて、7月20日(土)にはJR渋谷駅の新南改札が利用開始になります。その新南改札に隣接する「渋谷サクラステージ」の商業エリアには、多種多様なテナントが出店。最先端のトレンドやカルチャーを創出・発信する店舗がそろいます。
地下2階から1階および5階には、「マクドナルド」や「サーティワン アイスクリーム」、「タリーズコーヒー」など人気チェーン店が登場するほか、スペインバル「PinCHO! 鉄板スペイン串」や、世界のスピリッツとリキュールを使用したカクテルを提供するバー「Bar Comfit(バーコンフィット)」など、さまざまなシーンで利用できるお店が出店します。
【2階】新業態となる「カルディコーヒーファーム」など
▲「CHEEAT TOKYO」
ここからは、注目のショップ&レストランをレポートしていきます!
2階は、渋谷で“働く・遊ぶ・暮らす”人々の利便性を向上させる店舗を中心に構成。
たとえば、ネオン看板が目を引く「CHEEAT TOKYO(チート トウキョウ)」は、全国各地の思いを発信するカルチャースポット。各地にある美味しい物や伝統技術、生産者や職人の思いを体験できる“食品とアパレル雑貨のお店”となっています。
また同階には、店内にテイクアウトエリアを備えた新業態となる「カルディコーヒーファーム」も登場。テイクアウトではパンやスイーツをはじめ、いれたてのコーヒーやオリジナルドリンク、サンドイッチなどを購入することができます。
【3階】日本のコンテンツやポップカルチャーを発信
3階は、日本のコンテンツやポップカルチャーをリアルとデジタルの両面から世界に発信するフロアに。
メイクアップブランド「KATE」初のグローバル旗艦店や、サンリオキャラクターの旬を提案するポップアップ型ショップなどがズラリ。また、ゲーム実況団「高田村」の初の試みとなる公式ショップや、人気キャラクターや最先端キャラクターの雑貨を取りそろえるショップも軒を連ねます。
【4階】カルチャーとフードが交わるフロア「サクヨン」
▲「TSUTAYA BOOKSTORE」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
4階はフロア全体を「サクヨン」と名付け、カルチャーとフードが交わることで新たな繋がりが⽣まれる場を目指すそう。
同階には、渋谷エリア最大級の品ぞろえを誇る書店「TSUTAYA BOOKSTORE」が登場。約16万冊の豊富な在庫をもち、いつでも気軽に立ち寄れる利便性の高い立地で、「本」を通じて「知」が広がる体験を提案するといいます。
また同店には、オフィスの利便性とカフェの居心地の良さを併せ持つ「SHARE LOUNGE」が隣接。集中して仕事ができるエリアを中心に、買い物の途中や仕事終わりにゆっくりとリラックスした時間を過ごせるソファ席などを用意し、居心地の良さにこだわった空間になっています。
また、桜丘の新たな“商店街”を表現したフードホール「FOOD MET(フードメット)」が誕生。「FOOD MET」で最⼤⾯積を占める「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」、期間限定のポップアップレストランが出店する「404 Kitchen」、路⾯店のように多様な店舗が並ぶ「渋⾕ By STREET」の3つのエリア、全17店で構成されます。
広々とした「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」は、クラフトビールとクイックミールを楽しむエリア。フロア内に醸造所を備えるビアレストラン「SHIBUYA BREWERY」を中心に、個性豊かな8店舗が軒を連ねます。
夜営業は立ち飲み感覚のフリー席と、ゆっくり楽しむレストラン席の2タイプが登場。オーダーは、どこのお店のどのメニューもスマホひとつで気軽に注文できますよ。