ちょっとしたお出かけや散歩が楽しい秋。東京・二子玉川のお隣、二子新地駅からちょっと歩いたところにある「chercheuses（シェルシューズ）」は、種類豊富な焼き菓子やデザートコースを味わうことができるお店です。お取り寄せも可能な特別感のあるお菓子をぜひチェックしてみませんか。
季節の移ろいを感じるデザートコースや焼き菓子を楽しめるお店
二子新地駅から5分ほどでたどり着く、アンティークな外観のこの建物がデザートコース専門店兼洋菓子店の「chercheuses（シェルシューズ）」。イートインは喫茶だけでなく、季節ごとに変わるデザートコースを楽しめ（不定期開催、予約制）、ケーキや焼き菓子の販売も行われています。
店内には骨董品のような道具とともに、さまざまなお菓子がずらり。元はイートインスペースのみでしたが、この夏増築して隣にテイクアウト専用店舗もオープン。常時約30種類ものお菓子が並んでいます。
どのお菓子も、卵や乳製品、小麦粉など一つひとつの素材にこだわり、その美味しさを活かすことを大切にしたもの。パティシエがそのときに作りたいという思いに従って作り上げるという、旬の果物が入ったお菓子に季節の移ろいを感じることができます。遠くてなかなか行けないという方も、一部のお菓子はオンラインで購入が可能です。
お取り寄せもできる人気の焼き菓子
胡桃といちじくたっぷりのキャラメルを挟んだエンガーディナー
お店で一番人気なのが「エンガーディナー缶」。シンプルな缶を開けると、ボリュームたっぷりのクッキーサンドが隙間なく並ぶ様子に見入ってしまいます。北海道産バターが香るクッキーに挟まれているのは、胡桃といちじくが入ったキャラメル。食べ応えもあり、お茶の時間を心満たされるものにしてくれます。
エンガーディナー缶
1,512円（税込）
8種の一口クッキーが味わえるクッキーボックス
眺めるだけでもワクワクする「クッキーBOX」。透明のボックスに、エンガーディナーやガレットブルトンヌなど、8種類ものクッキーが詰まっています。一口サイズで手軽にさまざまな味が楽しめるので、プチギフトにもおすすめの一品。販売時期によってクッキーの種類が変わっていくため、何度手にしても新鮮さがあるのも魅力です。
クッキーBOX（15cm箱）
3,456円（税込）
生地からトッピングまで生姜が利いたウィークエンド
表面にグラスアローがたっぷりかかったミニサイズのパウンドケーキ。中にはコトコト煮詰めた林檎コンフィチュールと、スパイスや砂糖で煮た国産生姜が混ぜこまれています。その生地を、生姜を煮たシロップのグラスアローでコーティングし、生姜チップをトッピング。りんごの甘酸っぱさの中に、ピリリとした生姜がアクセントになっています。
林檎と生姜のウィークエンド
1,296円（税込）
レモンの爽やかな酸味があふれるレモンケーキ
輪切りのレモンが印象的なパウンドケーキ。国産のレモンの皮と果汁をたっぷり使用した生地に、レモンの酸味の効いたグラスアローをまとわせた「レモンケーキ」です。シャリシャリとしたグラスアローからも、しっとりとした生地からも、フレッシュなレモンの風味がギュッと詰まっています。
レモンケーキ
1,296円（税込）
月1で販売されるドーナッツも大人気
そして、月に一度のお楽しみは週末の2日間限定で販売されるクリームたっぷりのドーナッツ。毎月新しいフレーバーのクリームを詰めた3種類が登場します。すぐに売り切れてしまうので、絶対手に入れたい方は予約必須です。（ドーナッツが人気となったため、来年春までの期間限定ドーナッツ専門店「スーパースペシャルドーナッツ」を清澄白河で営業中。
店内で予約制のコースやお茶が楽しめる
豊かな食感、香り、味わいを楽しむデセールのコースが再開
chercheusesという店名はフランス語で「研究者」の意味。「何かを愛する、大切に思う気持ちを呼び起こすきっかけになるようなデセールを研究したい」という想いが込められています。
デセールとは、フレンチレストランのコースの最後に振舞われる皿盛りのデザート（アシェットデセール）のこと。パティシエの技術やアイデアが光る、温度や柔らかさなどを感じて楽しめる作りたてのスイーツが振舞われます。
chercheusesでは、そんなデセールのコースも季節ごとに予約者限定で提供。「『甘みのあるお料理』という方がイメージに近い」というスイーツたちが、カフェやケーキ屋さんでこれまで食べてきたものとは違う体験をもたらしてくれます。
実は新型コロナウイルスの影響で長く休止されていましたが、10月の秋のコースから再開。秋のコースは既に満員御礼のため、次回の開催をお楽しみに。詳細はサイトやInstagramで告知されるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
