ぬくもりのある木の家具や、座り心地のよい椅子。自分の好きなものを少しずつ集めてつくる、ゆったりと落ち着いて過ごせる一人暮らしの1LDKを拝見しました。
オンとオフを切り分け、ゆったりと暮らす1LDK
umeco さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、45㎡ほどの1LDK。
コロナ禍でのリモートワークをきっかけに、お仕事と生活とが切り分けられるようにとお引越しをされたお部屋です。
シンプルな内装のLDKは、約14畳ほど。こちら側にソファとお仕事用のデスク。背の高い家具をなるべく壁側に寄せ、真ん中をあけることで、余白があって落ち着く印象に。
キッチンに近い側にはダイニングテーブルを置いていらっしゃいます。ソファ、オットマン、ダイニングテーブル、チェアなど、家具の多くは足がアイアンのもので揃えられているそう。圧迫感が少なく、部屋を広く見せる効果も。
キッチンは、カウンターキッチン。よく使うものはマグネットフックに吊り下げて、すっきりと整理されています。
約6畳のベッドルームは、出窓をヘッドボードがわりに使ってシンプルに。
好きなものを少しずつ集めて、「暮らしに癒される」空間に
ローテーブルのようにも使え、収納にもなる便利なオットマンはIKEAのもの。リビングの天井のライトは、お部屋のちょっとしたシンボルに。「これをつけたことでお部屋の印象が大きく変わりました。アイアンの細さ、さりげなく装飾されているゴールドと、クリアボール電球のバランスが気に入っています」
頻繁に模様替えをされるというumecoさん。以前ソファに合わせて使われていたローテーブルは、現在、窓際で植物の指定席に。家具をどんなふうに組み合わせて使うか考えるのがパズルのようで好きなのだそう。
お仕事用のデスクはIKEAのもの。ダイニングテーブルで仕事をすることもあるそうですが、最後に「パソコンや仕事道具を戻す場所」をつくっていらっしゃるとのこと。
窓の外には桜並木が見えるumecoさんのお部屋。最近はデスクをこの位置に配置して、仕事をしながらも外の景色がみられるようにしているそう。
「今のおうちには、高価な家具とかはないですが、自分の好きなものを少しずつ集めています。ぬくもりのある木の素材であったり、座り心地のよい椅子であったり、自分でつくった空間だけど、“暮らしに癒される”という感じです。自分の親しい人が来た時も、この空間にいる間は癒されてくれたらいいなと思っています」
と教えてくれた umeco さん。
ゆったりと、そして自分のお気に入りの家具を配置してつくられた、おだやかで素敵な時間が流れるお部屋でした。
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