［おとなのソロ部］気軽にひとりシャンパンデビュー！伊勢丹新宿店「シャンパーニュバー ザ・スタンド」へ

「シャンパーニュバー ザ・スタンド」は、伊勢丹新宿店2階にあるシャンパンバー。専用の入口はなく、カウンターがテナントの並ぶ通路に面していてオープンな店構えです。ひとりでシャンパンを飲むなんて、少し勇気がいる…という人でも、立ち寄りやすい雰囲気。開放感がありつつも、周りのテナントはファッションの最先端をいくブランドばかりで、洗練された雰囲気の中でシャンパンを楽しむことができます。

「THE STAND」の控えめでいてリッチな看板が目印

席数は14席。利用は、おひとりさまが圧倒的に多いそう。伊勢丹新宿店のレストランフロアは11時オープンですが、こちらのお店は10時から開いています。今日は休みだ！という日なら、早い時間からシャンパンを飲む…なんていうのもすてき。特別感がある休日を過ごせそうです。予約は不可ですが、早い時間なら比較的座れることが多いようです。

左から「ドラビエ カルト ドール ブリュット」1650円、「ドメーヌ マリー ドゥメ シャンパーニュトラディシオン」1650円、「ミッシェル ゴネ レ トロワ テロワール エクストラ ブリュット」1980円、「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」2420円、「ルイ ロデレール」2420円（すべて100mlグラスの価格）

「シャンパーニュバー ザ スタンド」には、常に4・5種類のシャンパンがあります。取材時のラインアップは、白桃やリンゴの蜜のような香りが印象的な「ドラビエ カルト ドール ブリュット」、グレーブフルーツの果実味を感じる「ドメーヌ マリー ドゥメ シャンパーニュトラディシオン」、心地いい酸味が特徴的な「ミッシェル ゴネ レ トロワ テロワール エクストラ ブリュット」、エレガントで上品な「ペリエ ジュエ グラン ブリュット」、複雑なオークの香りが特徴的な「ルイ ロデレール」の5種類。
シャンパンは初心者でよく分からない…という場合も、スタッフの方に味の好みなどを伝えると、おすすめを教えてもらえますよ。

オーダーは1杯から可能。炭酸が抜けてしまわないの？という心配はご無用。真空状態で密閉できる機械により、常に新鮮な状態のシャンパンを提供してくれます。テーブルチャージもないため、1杯をゆっくりいただくという人も多いようです。

目の前でシャンパンが注がれる時間は、なんだかぜいたく。

シャンパンは、グラスによっても香りの広がり方や味の感じ方が変わります。「シャンパーニュバー ザ・スタンド」では、5種類のグラスを用意。シャンパンの種類によっておすすめのグラスがあるためスタッフの方が1杯ずつふさわしいグラスを選んで提供してくれますが、相談しながら好きなグラスを選ぶこともできます。

今回いただいたのは、「ドメーヌ マリー ドゥメ シャンパーニュトラディシオン」1650円。ピノノワール100％で作られ、芳醇な香りと果実味を楽しむことができるシャンパンです。特徴である華やかな香りと泡のキメ細やかさを楽しむために、口が狭い細長いグラスに注いでいただきました。

次から次へと真っ直ぐに上り立つきめ細かな泡。その美しさに、思わず見惚れてしまいます。

「ステム」とよばれるグラスの脚に添える指も、なんだかすっと伸びます。目の前にシャンパンが現れると自然と背筋が伸び、立ち居振る舞いがシャキッとするから不思議です。日常から少し離れ、ゆったりと優雅な時間を過ごすことができますよ。

「トリュフ風味チョコレート（プレーンとクルミの2種）」660円（単品）

こちらに来たらぜひシャンパンと一緒に食べてもらいたいのが、自家製のトリュフチョコレート。こちらはお店オリジナルの手作り。なめらかな口当たりと芳醇な味わいで、豊かな気持ちになれます。

「シャンパーニュとトリュフ風味チョコレートのセット」1980円〜

チョコレートは単品でもオーダーできますが、シャンパンにプラス440円でセットにできます。好きなシャンパンとチョコレートを一緒に味わうと、さらにおいしさが広がります。

日中にシャンパングラスを傾けつつチョコレートをいただく、リッチな時間。パクッとひと口で食べてしまいたいところをグッとおさえて、ゆっくり味わいながら少しずついただきます。

チョコレートは、すっとフォークが入る軟らかさ。チョコレートの香りと、シャンパンの香りが混ざり合い、幸せな気分に。

どちらも同じトリュフ風味のチョコレートですが、クルミ入りとクルミなしの2種類が楽しめます。食感の違いを味わいながらいただきたいですね。