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バターづくりの脇役が即完売する人気土産に。那須に移住して確信した「これは売れる」

小規模の生産者が単体では解決できないことを、地域全体で協力し合いながら解決していく。それぞれが得意なことを活かしながら、地域全体でより良くしていくという、まさに課題=ナラティブを具現化した商品が、2018年に誕生した「バターのいとこ」だったのです。

大量の無脂肪乳をいかに活用するかという課題を解決するため、まずは那須で販売し、地域の人々や観光客に向けて売ることを目指したというバターのいとこ。

1箱3枚入りの商品を1日に100箱ほど生産し、Chusや牧場での販売を始めたところ、その独特の食感などが評判を呼び、販売するごとに商品は即完売。

那須土産としてもらったことでバターのいとこを知り、首都圏からわざわざ買いに訪れる人も増えていきます。

その後、2022年には品川駅、2023年には羽田空港と相次いで出店。そこには、宮本さんが考える次のステップとなる戦略がありました。

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