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「夫の貯蓄額を知らない」はNG!年度末に話しておきたい“夫婦関係が良くなるお金の話”

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。日頃から、夫婦でお金の話をする機会をもっていますか? 今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、“夫婦関係を良くするためのお金の話”を3つご紹介します。

今後の夫婦関係を良くするお金の話

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そろそろ年度末が近づいてくることもあり、普段よりイベントごとも多くなる季節ですよね。

このような時期に、どうしてもついてまわるのは、お金の話です。

今回は、普段より大きなお金が動くことも増える今の時期に、しっかり夫婦で話しあいたいお金の話を紹介します。

(1)子どもの進路についての話

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まだ新学期が始まらない今の時期こそ、夫婦で話しておいてほしいのが、子どもの進路についての話です。

特に、「中学受験のために塾に通わせたいと思っている」「今年は受験生になる」など、あと数年で学校が変わるお子さんがいる人ほど、しっかり金銭面でのお互いの意見を、夫婦で話し合っておいてほしいのです。

なぜなら、そのような進路に関わる大切な話は、どちらか一方が勝手に決めてしまうと、とたんにうまくいかなくなるからです。塾や進学先の学校での成績が下がったり、費用が上がって支払いが苦しくなると「自分は最初から反対だった」など、余計なトラブルになる可能性が高くなります。

(2)将来の働き方についての話

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新年度が始まる前に、今年度中の働き方についての話も、お互いにしておいた方が良いでしょう。

なぜなら、「パートナーは今年度も今の会社で同じくらいの収入を得るはずだ」と思い込んでしまうと、急な転職や働き方の変更などがあったときに、対応しきれなくなるからです。

もちろん、今年度も今まで通りに働くつもりがあるのか、などと聞く必要はありません。今、職場で悩んでいることはないか、順調に仕事を進められているのか、将来転職したいという希望はあるのかなど、仕事に対する価値観を共有するだけで充分です。

なかには、「会社を辞めて起業しようと思っている」と、突然告げられ、翌月からは収入が半減してしまい苦労した、という人もいますから、年に一度くらいは価値観を共有しておくと、将来の心づもりもしやすくなります。

(3)お互いの貯蓄状況についての話

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最近は、夫婦共働きの家庭が増えたこともあり、お互いの収入も貯蓄額も知らないというご夫婦が増えてきました。

もちろん、そのような夫婦の在り方も否定されるべきではありません。

とはいえ、今後も長年一緒に生活する予定があるなら、お互いの懐事情についてはある程度の共有はしておいた方が安心です。貯蓄額まで正確に共有しなくとも、返済が滞っている借金がないかなど、パートナーの金銭状況についてある程度の認識をしておくと、安心できるはずですよ。

間もなく老後を迎える時期に、パートナーが急に破産してしまい、自宅を手放すことになってしまった、というようなトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

大事なお金の話は「避けない」ことが大切

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「お金の話をすると、機嫌が悪くなるから話ができない」という声も良く聞きます。夫婦とはいえ、違う人間ですから、意見が合わないこともあるでしょう。

とはいえ、ある程度のお金の話は、しておくだけでお互いに安心でき、夫婦関係を良好にすることにつなげることも可能になります。

あとから「なんでそんなに大切な話をしてくれなかったの?」と、大きな問題にならないよう、注意しましょう。

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