「ポンチキ」とはポーランドの伝統的なペイストリーで、ドーナツのような揚げ菓子のこと。日本ではなかなかお目にかかれませんが、2018年6月に調布に専門店がオープンしました。ピンクを基調にした店内でポンチキを味わう、幸せタイムをお届けします♪
ポーランドのソウルフード「ポンチキ」を楽しめる/ポンチキヤ
ポーランドの伝統的な揚げ菓子「ポンチキ」をご存知ですか?
16世紀に誕生しドーナツの原型となったといわれるポンチキは、ポーランド人にとっては“おばあちゃんの味”であり、朝ごはんやおやつなどとして食べる馴染み深い食べ物。
そんなポンチキが食べられるポンチキ専門店が、2018年6月、調布にオープンしました。それが今回ご紹介する「ポンチキヤ」。
手作り感のあるかわいいフォトジェニックな店内
中に入るとパッと目を引く、カラフルなポーランドの町並みを彷彿とさせる、ピンク色の壁。
外国風の装飾で彩られた店内は、まるで海外のよう!
壁には、“日本とポーランドのいいところ、悪いところ”について、さまざまな国籍の人が書いた紙が貼ってあります。
「ポーランドのおばあちゃんちをイメージした」というお店のほっこりするかわいさは、SNS映えもバッチリ!ぜひ友達と一緒に写真に収めて。
ポーランド人のお客さんも多く、1日1組は必ず来客するそうですよ。一緒に居ると、本当に海外に来たかのような気分に♪
驚きのふわふわ食感!素朴な甘さのポンチキに舌鼓
オーナーの坂元さんは、学生時代から何度かポーランドに渡り、何百個ものポンチキを食べ歩いてきたのだそう。
「ポンチキと一口に言っても作り手によって全然違って、油っぽいずっしりしたものもあれば、ハード系パンのようにむっちりしたものも。私が目指しているのは、もっちりふわふわした食感の程よい軽さのポンチキです」と坂元さん。
そんなご自慢のポンチキを、早速いただいてみましょう。
オーダーしたのは、「薔薇のポンチキ」(320円)と「濃チョコレートのポンチキ」(260円)、「カヴァ・ムロジョナ」(550円)というポーランドではお馴染みのドリンク。
薔薇のジャムが入った「薔薇のポンチキ」からいただきます。「ポンチキといえば薔薇」というほど、現地では定番なのだそう。
豊かな香りの甘酸っぱいジャムが、素朴な甘みのある生地に絶妙にマッチ。無農薬のダマスクローズの花びらを使い、香料などは一切使わずに手作りしているそう。糖度が40%以下と低く、保存期間が短い分、フレッシュな香りと味わいが楽しめます。
続いて、日本人向けに開発したというチョコレート味の「濃チョコレートのポンチキ」。