電子レンジで作るご飯っておいしいの?ダイソーの「ご飯一合炊き」を実際に試してみた。
安くて便利な商品が並ぶダイソーでは、電子レンジでチンするだけで鍋やパスタが作れる「レンチン」シリーズが数多く展開されている。
たしかに便利そうではあるが、中には「本当においしいのか? 使いやすいのか?」と疑問を抱いたことがある人もいるだろう。今回は一人暮らしにぴったりな「電子レンジ調理器(ご飯一合炊き用)」(110円)を使ってみた。
■「ご飯一合炊き」の使い方
中蓋と外蓋、そしてご飯の炊き方が書かれた説明書が入っている。記者は炊飯器でたくさん炊いてまとめて冷凍しているので、1合だけ炊く状況がないのだが、炊飯器がないときや、旅行するとき、普段はほとんどご飯を炊かない人にいいかもしれない。
中蓋は米を研いだときの水を捨てられるようになっているので地味に便利。
米を研いで水を入れて30分ほど浸したら電子レンジで加熱する。500・600Wで5〜6分加熱して、「弱」(150〜200W)でさらに12分加熱する。「弱」がない場合はそのまま20分蒸らせば完成だ。
一つ不満があるとするなら、ボウルに水を入れる目盛りがあれば良かった。
■あれ、意外と悪くないぞ?
写真は「弱」で加熱して、一度蓋を開けてご飯を軽く混ぜる前のもの。米はしっかりと粒立っていて、容器の香りが移る…なんていうこともない。
蓋が熱いせいで開けるのに一苦労したので、手間を極力かけたくない人は電子レンジにの「弱」を使わずにそのまま20分蒸らすパターンのほうが良いかもしれない。
ご飯を軽く混ぜ10分蒸らしたご飯がこちら。ベチャッともなっていないし、硬すぎることもないしで意外とうまくできた。
■1合食べたいときはおすすめ
香り、食感も良く、炊飯器と変わらないおいしさ。1合だけ炊くなら炊飯器よりこの商品のほうがいいかもしれないと思うほど。電子レンジでもこんなにおいしかったんだ…。
炊飯器は持っておらずほとんど米を炊かないという一人暮らしの人ならこれでいいかも。ダイソーには他にも「炊飯マグ」(330円)があるので、1合だけ炊きたてご飯が食べたい人はぜひチェックしてみてほしい。
■執筆者プロフィール
二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。
グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。
仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。
(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)