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[京都]「アッサンブラージュ カキモト」の新店が2023年11月オープン! 主役は味と味の組み合わせを楽しむジェラート

旅行・おでかけ

チョコレート好きが、この人の作るチョコレートを求めて全国から集まる「アッサンブラージュ カキモト」のオーナーシェフ垣本晃宏氏。パティシエ・ショコラティエ・キュイジニエの3つの顔を持つことで知られる垣本シェフが手がける新店「assemblages+(あっさんぶらーじゅぷりゅす)」が2023年11月にオープンしました。

垣本シェフの3店舗目は、またまたセレブな「御所南」エリア

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京都御所の南側に位置し、いわゆる「御所南」とよばれるエリアは、アカデミックでセレブな京都市内でも指折りの人気住宅街。垣本シェフの手がける3店舗はすべて御所南エリアにあります。3店舗目の「assemblages+」は、1店舗目の「アッサンブラージュ カキモト」から歩いて4分ほどの距離にあります。

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ぴかぴかに磨かれたガラスの扉を開けると正面にあるのが、まるみを帯びたL字のカウンター。無駄なものがいっさいなくて、まるで昨日オープンしたばかりのような店内。カウンターをのぞきこむとジェラートのケースがあります。さて、まずお伝えしておきたいのは「assemblages+」のジェラートを食べる3つの方法。1テイクアウト、2フリースペース利用、3カウンターバー利用の3パターンがあり、それぞれ少しずつ利用料金が異なります。

気になるジェラートは10種類、魅惑のフレーバーが揃います

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まずはとにかく食べてみたい! という方におすすめなのはテイクアウトとフリースペースでのイートイン。どちらもカップでの提供で、シングル、ダブルまたはスペシャルジェラートが選べます。ケースに並ぶジェラートは10種類。

この日並んでいたフレーバーは「ピスタチオ+グリオット」「チョコレート+カラメル」「広島レモン+ミルク」「栗+ラム酒」「バナナ+レモン+ココナッツ」「大葉+イチゴ」「チョコレート+パイン+ミント」「ビターオレンジ+オレンジピール+南国フルーツ」「バニラ+淡路塩」「スパイス+ドライフルーツ」。組み合わされた素材の名前だけを見ても限りなく想像の世界が広がります。

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注文したフレーバーにあわせたトッピングが付くのも「assemblages+」のジェラートの特徴。トッピングの種類はキャラメリゼしたアーモンド、ローストしたピスタチオ、無添加のドライフルーツをマリネしたもの、塩、ラスク、ラングドシャなどさまざま。カウンターの上に置かれていますが、「ご自由に」ではなくて、フレーバーごとにベストな組み合わせのレシピがあるので、お任せで。

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みなさんはどのフレーバーが気になりましたか? 今回は「大葉とイチゴ」をチョイス。刺身の添え物だったり、鶏肉や梅肉などとあわせたりと薬味のイメージが強い大葉と、スイーツに使用されるフルーツの女王様的存在のイチゴの組み合わせって?想像ができません。

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ジェラート各種 「シングル」 eat-in 660円 to go 648円 /「ダブル」 eat-in 880円 to go 864円 / 「スペシャル」eat-in 1100円 to go 1080円

できあがってきたのは、大葉のジェラートにイチゴのソースをかけるスタイル。青じそ特有の清涼感をミルクのやわらかい甘さが包み込み、イチゴの甘酸っぱさはアクセントに。ベースにはナッツの入ったクランブルが敷き詰めてあります。ジェラートのおいしさはもちろん、組み合わせの妙味が「assemblages+」ならではです。

2階はお客さんが自由に使えるフリースペース

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カップのジェラートはテイクアウトで食べ歩きするのもOKですが、2階のフリースペースを利用することもできます。古民家の天井を抜いて梁を見せるリノベーションはよく見かけますが、こちらは梁を見せつつ、天井を再築。全体に無垢の木を生かしたぜいたくな空間です。

ゴージャスに味わいたいなら奥のカウンターバーで

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ジェラートを注文するカウンターからは見えないように目隠しをされた奥のスペースには、高級感のあるカウンターバーがあります。ダウンライトと間接照明が大人の社交場にふさわしい雰囲気を演出。

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こちらの席では、ジェラートを美しい器に盛り付けて提供されます。ちなみにダブルを注文するとき、どれとどれを組み合わせるとよりシェフの世界観を崩さないのか気になりますよね。そんな人のために「広島レモン」×「バニラミルク塩」など組み合わせのおすすめも表示されています。迷う方は参考にしてみて。

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カウンターで提供されるデザートは「スペシャルジェラート」。好みのジェラートを2種類選ぶと、選んだジェラートに合うフォームと泡クリームで美しく盛り付けてくれます。ここでは「スパイス+ドライフルーツ」と「ビターオレンジ+オレンジピール+南国フルーツ」をチョイス。

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土台の泡クリームはカラメル。「スパイス」と「ビターオレンジ+オレンジピール+南国フルーツ」の間にラングドシャを挟みます。「ビターオレンジ+オレンジピール+南国フルーツ」は、この日の垣本シェフのおすすめ。

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「スペシャルジェラート」 1650円

清水焼のブルーのお皿に、芸術的なフォルム。2階のフリースペースも気軽でよいですが、せっかくならばカウンターバーで雰囲気も一緒に味わいたいですね。ジャパニーズウイスキーやコニャックなどの洋酒とのマリアージュも楽しめます。

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感動のひと口目は「ビターオレンジ+オレンジピール+南国フルーツ」。舌にのった瞬間、弾けるようなオレンジの香り、柑橘の爽やかな甘さの中にある苦味が複雑に広がります。とてもインパクトの強い味。そしてスパイスのジェラートは、八角やシナモン、クローブなどの香りがふわっと広がるやさしい味わい。それぞれの個性が際立っていて、全フレーバー制覇したくなります。

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