各々の“らしさ”が凝縮されている、バッグの中身を大公開。今回は、「折紙の輪っか飾り」をテーマにした作品を制作されているOTO OTOさんのバッグの中身を見せてもらいました。
今回の語り手は
「折紙の輪っか飾り」をテーマにしたアクセサリーや文具、雑貨などを多数手がける作家・OTO OTO(オト オト)さん。どこか懐かしさと温かみを感じる輪っかデザインには、あらゆるご縁の繋がりを願う想いが込められています。そんなOTO OTOさんのバッグの中にはどんなものが入っているのでしょうか。
わたしのバッグの中身をひと言でいうと、「赤」です。いちばん好きな色なので、何かと赤いアイテムを選びがちに。気がつけば持ち物が赤だらけになってしまいました!
ものを選ぶときは、手にとりやすい価格帯のアイテムと、少し背伸びしてお迎えするアイテムとをバランスよく取り入れられたらいいなと思っています。普段は贅沢することも少ないですし、お手頃なアイテムもよく買いますが、たとえば大切なボールペンのように暮らしの中にときどき良いものを混ぜてあげるのが素敵だと感じます。何かをがんばったら、またご褒美を買いに行きたいですね。
・ノート
・ペンケース
・財布
・名刺ケース
・小物入れ
・サングラス
・ポーチ
ファッションのアクセントになるバッグ
バッグはシンガーソングライター・安藤裕子さんのツアーグッズ。わたしが作家活動を始めるきっかけになった人で、よくライブも観に行きます。安藤裕子さんは音楽だけでなくものづくり全般において多才な方で、このバッグの柄もご本人が描いた絵がもとになっています。「そのバッグかわいいね!」とよく褒めてもらえて、そのたびに「安藤裕子さんのグッズなんです!」と会話のきっかけにもなって嬉しいです。普段は無地のお洋服が多いので、ファッションのアクセントになるところも気に入っています。
大好きなアーティストのライブグッズ
バッグだけでなくポーチやキーホルダーなども安藤裕子さんのライブグッズ。本当にかわいいので普段使いできるものばかりなんです。出先でふと目に入ると嬉しくなります。このようにライブに行ったりグッズを集めたりと安藤裕子さんの大ファンなのですが、この「ファン目線」の気持ちをこれでもかと経験しているからこそ、自分もOTO OTOのファンの方を大切にしたいと日々思っています。
価値観を変えてくれたボールペン
いつも持ち歩いているボールペンには少し思い出があって。作家活動を始める前、文房具をつくる会社で働いていました。ある日、取引先である文具店の部長さんが「文房具の世界で働いているのだから良いボールペンを持ちなさい」と教えてくれました。それまでは「100円ショップのでいいや」と思っていましたが、そう聞いてからは少し良いペンを選ぶようになったんです。すると、ペンを握るたびになんだか特別な気持ちになる感覚があって。良いものを持つって素敵なことなんだと初めて知れた気がしました。
その後、会社を退職することになったとき、先輩や同僚から「退職祝いに何か欲しいものはある?」と聞いてもらって。自分で買うにはちょっと敷居の高いボールペンをおねだりしてみました。今でもそのときにいただいたペンを使うと特別な気持ちになります。
作家仲間のハンカチたち
ハンカチが好きで、たくさん集めています。学生の頃はタオルを持ち歩いていましたが、いつからか魅力にハマり今はハンカチ一択です!作家仲間のハンカチもたくさん持っています。
ファンの方のアイデアを参考に
自分の代表作でもあるブローチはいつもバッグに入れています。今年新しくつくったリボンバッジ(缶バッジ)も一緒に持ち歩いています。以前、ファンの方から市販のクリアケースを収納ケースとして使っていると教えていただいたので、わたしも真似してみました。少しサイズが大きいので、ブローチ専用のケースをつくりたいなと企んでいるところです。