家電ライターの田中真紀子さんが、おすすめのスティックタイプ掃除機を教えてくれました。
スティックタイプ掃除機は機能のバリエーションが多彩!
主流はサッと掃除しやすいスティック型。紙パック式と水拭きできるタイプに注目を。「床をさっぱり清潔にし、ゴミやホコリに触れたくないというニーズが高まっています。掃除の面倒を軽減する、手頃で“ちょうどいい”機種も続々登場中です」
意外と力がいる水拭きが高速振動で手軽にできる! 【アイリスオーヤマ】電動フロアワイパー SWD‐A
ヘッドに使い捨てウェットシートを装着し、毎分約1000回の前後振動で床を水拭きできる。ざらつきやべたつきが短時間でスッキリ。電源オフで通常のフロアワイパーとしても使用可能。「床にしっかり密着し、軽い力で拭き掃除ができます。市販のシートが使える手軽さも魅力」。¥10,978*編集部調べ(電気製品アイリスコール TEL:0120・311・564)
パワフルな吸引力が持続。使い勝手を考えた独自構造も。 【シロカ】紙パック式コードレススティッククリーナー らくらクリーナー SV‐SK151
パワフルなモーターと吸い込み口の改善などで集じん率99%以上を実現。モーターユニットが上下に組み替えられる独自構造で、下にすると重心が安定して手元の負担が軽減され、上にすると狭い場所の掃除がしやすくなる。「ゴミがたまると吸引力が落ちるという紙パック式の弱点を克服し、機能と価格のバランスがいい。ハンディとしても使えます」。¥24,860(シロカ TEL:0570・001・469)
モップが一体化した掃除機。ゴミの吸引と水拭きを同時に。 【アクア】水拭きフロアクリーナー WIPEL(AQC‐WX1P)
固形物や水分を吸い取りながら水拭きできるフロアクリーナー。専用洗剤とお湯が使え、べたつきやペットによる汚れもキレイに。コンパクト設計で狭い場所も掃除しやすく、ヘッドブラシは充電台で自動洗浄できる。「掃除機かけと水拭きを一度にしたいというニーズは一定数ありました。掃除しにくい玄関のたたきに使うのもおすすめ」。¥30,800*編集部調べ(アクア TEL:0120・880・292)
エコ素材で環境にも配慮。ゴミに触れるストレスもナシ。 【パナソニック】紙パック式コードレススティック掃除機 MC‐PB60J
集じん力の高い自走式パワーノズルを採用。ローラーの配置やノズル形状の工夫により、前後左右の動きがなめらかに。空気の流れをスムーズにして吸引力の持続性も高めた。「ラクポイ構造」で紙パックに触れずにゴミ捨てできる。本体ボディは業界で初めてリサイクル率95%の樹脂を使用し、環境への配慮も。¥49,500*編集部調べ(パナソニック TEL:0120・878・691)
床掃除も窓掃除もお手のもの。パッドの自動洗浄も◎。 【サンワダイレクト】電動回転モップ 200‐CD078
2つのモップがモーターで回転し、軽い力で水拭きや乾拭きができる。モップパッドを自動で洗浄、脱水するバケツも付属。軽い力で前に進み、ゴシゴシこすらずとも床の汚れをしっかり落とす。「ヘッドが軽く、窓掃除や浴室の水滴取りなど垂直面でも便利」。メーカー直販サイト「サンワダイレクト」のみで販売。在庫限りで生産終了。¥12,800(サンワダイレクト TEL:086・223・5680)
田中真紀子さん 家電ライター。白物と美容家電を中心に、自宅で常時200以上の最新家電を所有し、実際に使用して生活者目線で分析。それぞれの特性や使用感を発信する。テレビやラジオの出演も多数。
※『anan』2024年3月27日号より。写真・中垣美沙 スタイリスト・池田沙織 取材、文・熊坂麻美
(by anan編集部)