大阪・南森町にある「CAFE大阪茶会（かふぇおおさかちゃかい）」は、日本のお茶と焼き物の魅力を新しいスタイルで発信するカフェ。街なかにありながら喧騒を感じさせない静かな空間で、日本茶の新たな楽しみ方を早速体験してみましょう！
日本茶を好きな焼き物で味わえる「CAFE大阪茶会」
「CAFE大阪茶会」は、“天下の台所”とよばれた大阪の天満エリアにある日本茶カフェです。
2016年にオープンして以来、緑茶を生かした日本茶ドリンクやスイーツなどを提供し、日本各地はもちろん、世界各国からお客さんが集まる人気店に。
「CAFE大阪茶会」の名物といえば、煎茶の茶葉をパウダーのような粉末にした“挽きたて緑茶”で作るオリジナルドリンクやデザート。煎茶はお茶のなかでも、抗酸化作用を持つカテキンが多く、リラックス効果や鎮静作用が期待できるテアニンも。その茶葉を丸ごと使っているため、お茶の栄養をたっぷり摂ることができるんです。
100種類以上の焼き物から好きな器を選んで味わえるのも人気の理由の一つです。店内には、西日本を中心に約20人ほどの作家さんの抹茶碗やマグカップ、フリーカップなどがずらり！
器は、色や形などがさまざまで、目移り必至。迷いながら、メニューに合うサイズをチョイスするが楽しい！
器の販売コーナーもあるので、気に入ったら購入することも◎。
「挽きたて緑茶」を使ったおすすめドリンク＆スイーツ
「挽きたて緑茶 セルフミキシング」770円
「CAFE大阪茶会」でまず味わいたいのが、挽きたて緑茶を自分で入れて楽しむ「挽きたて緑茶 セルフミキシング」。時間のある時におすすめのメニューです。
「挽きたて緑茶 セルフミキシング」では、まず下記の4産地の煎茶から好みの1種を選びます。今回は、店主さんイチオシの鹿児島茶をチョイス！
●鹿児島茶
お茶の名産地・南さつま市の茶園「小牧緑峰園」のお茶。豊富な日射量によるコクやうま味、甘みの強さが特徴。
●朝宮茶
日本最古のお茶処の一つ、滋賀・信楽盆地の標高300～400mの朝宮地区で作られる。高貴な香りで上品な渋み。
●丹波茶
兵庫・丹波篠山は日本最古のお茶処の一つ。寒暖差の大きい盆地で育ち、渋みやコクが控えめで香味豊か。
●和歌山茶
本州最南端のお茶処で、南国の太陽を受けて育つ。色は浅く、独特の苦みと香ばしさのある個性的な味。
続いて、選んだ器や急須などの道具一式とともに、チョイスした茶葉を粉末にした挽きたて緑茶がサーブされます。まずは引きたての香りを楽しんだら茶杓のようなスティックで粉末の煎茶を3杯ほど器へ。
お湯の入った急須から、器の約1／3まで注いで…
マドラー茶筅で混ぜれば、できあがり！お作法を気にせず、簡単に入れられます。
早速ひと口いただくと、さわやかな香りが一気に広がります！味わいはしっかりと濃厚で、うま味も十分。
挽きたて緑茶の粉末は2～3杯分あり、ポットも用意されているので、好きな濃さなど味わいを試しながらたっぷり味わってください。
時間がない人には、お茶が入った状態で提供される「挽きたて緑茶 ジャストワンカップ」495円もあります。テイクアウトもOKです。
「挽きたて緑茶ラテ（Hot）」Lサイズ710円（平日は600円 ※緑茶ラテのみ）
海外からのお客さんにも好評という、挽きたて緑茶のラテは1番人気のドリンク。煎茶は鹿児島茶、牛乳は鹿児島茶と相性抜群の兵庫・六甲山麓牛乳にこだわっているそう。六甲山の牧場で育てられたホルスタインの生乳100％のミルクは、ほのかな甘みがあり、鹿児島茶の濃厚なうま味を引き立てます。
平日なら、緑茶ラテは通常サイズの価格600円で1.5倍のLサイズを注文できるのもうれしい！より、濃厚な味わいを楽しみたい人は、挽きたて緑茶の追加（＋33円～）も可能です。
「クアトロお茶氷 グランデ」803円（7～9月限定）
挽きたて緑茶は、スイーツでも楽しめます。かき氷に挽きたて緑茶で作った濃厚なシロップをかけたお茶氷は、煎茶の苦みを味わえる大人のかき氷。フリーズドライの小豆やチョコフレークも入って食感も楽しい！トップには、和歌山の老舗日本茶店「玉林園」の抹茶ソフトクリームものって、食べごたえ十分です！
「エクチュア塩チョコ入り抹茶アイスもなか」550円
大阪の有名チョコレート専門店「エクチュア」の塩チョコを、「玉林園」の抹茶アイスに混ぜ、国産もち米で作ったもなかの皮でサンドした、アイスもなかもおすすめ。1枚ずつ丁寧に焼かれたもなかはサクサクで香ばしく、パリパリの塩チョコとコク深い抹茶アイスとベストマッチ！ぜいたくな味わいを堪能できます。
