こんにちは。スパイスからカレーを作るスパイスガール、ヨムーノライターの蘭ハチコです。
大好きなのに少し存在を遠く感じる、スープカレー。九州出身の私にとって、遠い北海道のソウルフードだからでしょうか。
しかし無印良品では、スープカレーがレトルトパウチで手軽に楽しめるんです。店頭のポップにあった「本場北海道民人気ランキング」から、ベスト2を紹介しましょう。
道民が選んだベスト2!本格スパイスが効いている
商品名:素材を生かした カルダモンと青唐辛子のスパイシースープカレー
価格:490円(税込)
重量(内容量):250g(1人前)
エネルギー:227kcal
第2位にランクインしたこちらの商品は、日本スープカレー協会が「札幌の味に一番近い」と評するほど。
無印公式サイトには「10個以上まとめ買い」したとのレビューもありました!
カルダモンは、エキゾチックで爽やかな香りがする「スパイスの女王」と呼ばれるスパイス。カレー粉やマサラチャイなどにも使用されます。
青唐辛子は成熟する前の赤唐辛子を指し、みずみずしさと刺激的な辛味が特徴的。
商品名だけでも、本格的なスパイシーさが連想されますね。
調理方法は湯煎と電子レンジの2通り。パウチのまま湯煎で5〜7分、または深めの耐熱容器に移し、ラップをして電子レンジ(500W)で約2分間が目安です。
汗かく辛味に無我夢中!
湯煎で温め、お皿に移した瞬間「ウソでしょ」と呟きました。
鶏肉、じゃがいも、レンコン、にんじん、ごぼうなどたくさんの具材がゴロゴロなんです。じゃがいも、半個入っているんですが……すごすぎません?
まずは、スープからゴクリ。ピリリとした辛味のあとに、カルダモンの爽やかさが鼻に抜けます。目が覚めるようなシャープな辛さです。
じゃがいもやレンコン、にんじんはホクホクと甘みがあり、少しの繊維質だけを残したごぼうは口の中で崩れました。
鶏肉もホッロホロ!食べているうちに、じんわりと額に汗がにじんできました。でもその辛さがクセになり、夢中で食べ続けられます。もちろんご飯との相性もバツグン。
・今回の味評価
★★★★☆
理由: インド・ネパール料理屋で食べるスパイスカレーに近い味。個人的に辛味がやや強かったため星4つ。
道民が選んだベスト1!まさかのとんこつ!?
商品名:素材を生かした とんこつと和風だしのクリーミースープカレー
価格:490円(税込)
重量(内容量):250g(1人前)
エネルギー:211kcal
こちらが第1位と知り、正直驚きました。だって、とんこつとカレーですよ?本当に合うの?という組み合わせです。
とんこつ出汁と魚介の和風出汁が合わさるとどんな味になるのか、九州出身のとんこつ大好き民としては気になります。
こちらはうずらの卵が入っていて、破裂するおそれがあるため電子レンジの使用はしないでください。湯煎で5〜7分間、調理しましょう。
深いうまみのトリコになった…
こちらも具だくさん。パウチを触った段階から、そのゴロッとした具材がわかるくらいでした。
一口食べると確かに感じる、とんこつの存在感。カレーらしいスパイシーさの奥に、深いとんこつのコクがあるんです。同時に昆布やかつおの出汁も合わさって、これは新感覚!
個性的ですが、全体的にまろやかな仕上がりでどこか落ち着きます。これも親しみのある、とんこつと和風出汁がなせる技なのでしょう。
スープのうまみが染みたじゃがいもやにんじん、シャクッとしたヤングコーンも北海道らしい。北の広い大地に思いを馳せながらも、スプーンは止まりません。白ご飯も進みまくる味わいです。
蒸された鶏肉はずっと味わっていたいのに、スッと口の中から消えるほどの柔らかさ。
うずらの卵は最後に食べようと大切にしていましたが、想像より早くその瞬間が訪れました。家のカレーではあまり使わない野菜がたくさん入っているのも新鮮で、瞬く間にお皿が空っぽに。
・今回の味評価
★★★★★
理由: 出汁のうまみが、ヤバいレベル。一度食べたら、また食べたくなる新感覚の味。子どもでも食べやすい辛さです。