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金利上昇でもマンション価格高騰前に購入したほうがおトク?

価格上昇、金利アップで負担が4割増える!?

借入額500万円のアップ、金利0.2ポイントの上昇なら1.5割程度の増額となりそうですが、現在までのマンション価格上昇や今後の金利上昇の見込みをふまえると、この程度では済まなくなる可能性が高いでしょう。

実は、金融機関の店頭やホームページなどで表示される基準金利そのものはそう極端に上がらないまでも、各銀行が実施している金利引下げ幅が圧縮されて、実質的な適用金利が大幅に上がるリスクがあるのです。短期金利を引き上げると、企業の資金繰りに影響が出て景気の足を引っ張ることになるので、金利水準はさほど変えずに金利引下げ幅を圧縮する方向に動く金融機関が多くなるのではないか、といわれています。

半年先、1年先を想定すると、価格の大幅な上昇により借入額を1,000万円以上増やさざるを得なくなり、同時に適用金利が0.6%、0.8%、場合によっては1.0%程度まで上がる可能性がないとはいえません。
たとえば、借入額が5,000万円から6,000万円に増えて、適用金利が1.0%まで上がったときには、毎月返済額は16万9,371円に増加します。借入額5,000万円、適用金利0.2%に比べて37.4%、およそ4割近くもの負担増になります。

そのような状況になってはいよいよ買えなくなるかもしれない、今のうちに買っておくのが安心――そう考える人が増えるのは当然のことといえます。みなさんはどう考えますか。

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