慌ただしい日々が続くと生活リズムも乱れがちに。そんなときはお金なども浪費のサインが出ているかも。そんなときは自分を客観的に見つめ直しましょう。乱れたリズムを立て直すための3つのことをご紹介します。
暮らしの乱れを感じたら…
慌ただしい日々が続くと、気づいたら暮らしが乱れがちに。
私が暮らしが乱れたと感じる時とは、
・生活リズムが崩れてしまった時
・お金の使い方が荒くなっている時
・家族が体調を崩すことが続く時
・自律神経が乱れた時
・家の中が散らかっている時
など。
このような症状が現れた時は、自分自身へのアラートだと感じるようにしています。そんな乱れを感じた時に、私が意識していること、それは、時間、金銭、心の面などあらゆる方向から一度自分を客観的に見直すことです。
バランスが崩れてしまった時は、元の自分の軸へ戻していくことが大切だと思います。ここからはその具体的な方法をご紹介しますね。
時間の乱れを立て直す
朝なかなか起きられないなど生活リズムが崩れてしまっている時。私は、現状の生活リズムを紙に書き出して、自分のタイムスケジュールを可視化します。
遡っていくと、寝る時間が遅い、食事の時間が遅い、仕事の終了時間が遅くなっている…など、原因が掴めてくるのです。
まず、朝食・昼食・夕食の時間を書き、就寝・起床の時間を書き足します。
キーワードになるのは、その間の時間に、何にどのくらい取り組んでいるかです。
そして、それは本当に必要なことか、大切なことか、無駄になっていないかを探り、一日のスケジュールにどのくらい影響しているかを分析します。
稼働率を上げることも重要ですが、私はうまくいかない詰まりを感じるものがあれば、それを取り除いたり、短縮したりと、何かを手放すことを考えます。
そして、生きていくために最重要である「食事の時間」や「就寝時間」を生活の軸とし、元の位置に戻していきます。
私が意識するしていることは、「時間はお金であること」です。
時間の使い方が、無駄使いをしている「浪費」と、生活のために必要な「消費」の、どちらに当てはまるのかを見つめましょう。
もし、「浪費かな?」と感じる時間が見つかったら、その時間をやめてみるというのも一つの選択ですね。
金銭面の乱れを立て直す
金銭面でいうと、お金の使い方が荒くなっている時は要注意。
何かに夢中になりすぎた時には、予算オーバーのお金の遣い方をしてしまった経験があるのではないでしょうか。
そんな時は一度冷静になり、家計簿に使った項目と金額を時系列ではなく、カテゴリー別で書き出していきます。
家計の記録は、時系列順に記すとその日にいくら使ったかが分かるのに対して、カテゴリー別に記すと何にどのくらい支出しているのかが見えてきます。
「わが家の支出の傾向」を分析することで、減らすべき項目が明らかになってくるはずです。
そしてここでも、お金において無駄使いをしている「浪費」と、生活のためになっている「消費」を見極めます。
家族のこれからのためにきちんと使われている出費かどうかを見直すことで、不必要な出費を削ることができます。
精神面を立て直す
時間面と金銭面での「浪費」を改善すると、精神的な負担も緩和してくることに気づきます。
時間的余裕や金銭面での余裕により、さらに気持ちが前向きになり、そのおかげで自身の稼働率が上がるからです。
でも、それでもやっぱり心が乱れてしまう時。
私は、自分のストレスになっているものが何なのかを把握するために、例えば、人に話したり、紙に書き出したりすることで、モヤモヤを可視化します。
そうすると、自分が何にストレスを感じているのか、それをどう改善すればよい方向に向かうのか、糸口が見つかることがあります。
精神面でも、時間面と金銭面と同様に、「自分の心を無駄遣いしている心の活動」と「自分や周りの人のためになる心の活動」とがあると思うのです。
それを浪費と消費に当てはめるならば、心の浪費は避けたいですよね。心の浪費を手放すために、自分が前向きになることを見つけ、実行する。
これが私の心の立て直し方になっています。
photo / 佐々木奈美