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[出産・育児のお守り本]VERYライターが子育て中に読んだ小説&エッセイ<10選>

子どもへのまなざし

佐々木正美 著・山脇百合子 画(福音館書店) 1,870円

0歳4月で我が子を保育園に入れるか迷ったときに、子どもを見守るまなざしは多いほうがいいと、背中を押してくれた一冊。育児本を何冊も出されている児童精神科医・佐々木正美さんの温かくも力強いメッセージに溢れており、子どもが3歳になるいまも、折に触れて読み返しています。

<内容紹介>

“子どもにかかわるすべての人に”……。幼児期の育児の大切さを考える育児の本。子どもにとっての乳幼児期は、人間の基礎をつくるもっとも重要な時期。臨床経験をふまえて乳幼児期の育児の大切さを語る、育児に関わる人の必読書。

子育ての“迷い”は悪くないと思える一冊

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子育ての「選択」大全 正解のない時代に親がわが子のためにできる最善のこと

おおたとしまさ著(KADOKAWA) 1,760円

子どもが成長すると、次に気にかかってくるのは我が子の「教育」について。保育園? 幼稚園?、習い事は英語? ピアノ? それとも運動系……? と悩んでいた時期に一気読み。「VUCA※な時代の親は、いつも迷っているくらいがちょうどいい」の言葉に安心し、我が子の教育を迷う気持ちに寄り添ってくれました。子育てに「正解」はないかもしれないけれど、「選択肢」はたくさんある。その中からどれを選び取っていくか、その指針になる実用書でした。

※VUCA:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉の頭文字をとった造語

<内容紹介>

0~18 歳までの教育的な選択にはどんな意味があり、どんな選択肢があるのか、著者がこれまで取材してきた、世界の教育法、保育施設、習い事、家庭学習、受験と進学のすべてを、わかりやすく解説した1冊。

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「答えはすべて本の中に……」とは言いすぎかも知れませんが、迷った気持ちに寄り添ってくれる、本棚に置いてあるだけで安心できる10冊を選びました。妊娠・出産期に心が揺れたとき、育児中に余裕のなさを感じたときに思い出してもらえたらうれしいです。

秦 綾佳

三度の飯より書店と図書館が好きな編集部きっての読書好きVERYwebライター。会社員兼ライターとして日々奮闘中です。現在一児の母。

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取材・文・撮影/秦綾佳

※商品はすべて税込価格。2024年8月現在の情報です。

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