部屋をおしゃれにしたいけど、どうすればよいのかわからない。『FUDGE.jp』で人気の連載「【私らしく暮らす】」にはさまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は1Rの間取りのセンスのいい部屋を紹介します。きっとインテリアの参考になるはず。
■ROOM1. 「長くつかえるもの」を集めてつくる、北欧モダンスタイルのインテリア
yudy さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、26㎡ほどのワンルーム。
お部屋の広さはキッチンと居室合わせて、10畳ほど。引越しにあたり、できればデザイナーズのお部屋がよいと探されていたyudyさん。コンクリートの壁と、クロスや床、天井とのバランス感が気に入って、こちらのお部屋に。正面から見た時にコンクリートの壁がフレームのように見えるところがお気に入りのポイント。「直線的なものばかりではなく、丸いものなどさまざまな形や素材を取り入れることで、やわらかい印象をつくるようにしています」
リモートワークで重宝されているというカウンターテーブルの向こうに、キッチンが。
お部屋のカラーは、「茶色・白・グレー」で統一されているyudyさん。キッチン家電や小物にいたるまで、色のルールが徹底されていて、さすがです。お部屋の家具は、安いものをとりあえず買うのではなく、「長くつかえるもの」を選んでいるというyudyさん。ソファはロゼトーゴ、ライトはイサムノグチのAKARI。テーブルは、HAYのスリットテーブル。自然と、北欧の家具を選ぶことが多いそう。
特に、こちらの3つのスツールはお気に入り。左から、アルネ・ヤコブセンの Dot Stool、渡辺力さんのRiki Stool、マルティノ・ガンパーの Arnold Circus Stool。それぞれ個性が違って素敵ですね。
Dot Stoolは、お部屋で唯一のレザーアイテム。このスツールがあることで、空間が引き締まって見えて気に入っていらっしゃるそう。
ひとつひとつ個性のあるデザインで、見た目的にも機能的にも満足のいくものが揃ったお部屋は、どんな角度から見ても美しく、うっとりしてしまう空間でした。
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■ROOM2. ミニマルな6畳のワンルームを「ほっとする、帰りたくなる部屋」に
wataruさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、キッチンを含めて6畳ほどのワンルーム。
キッチンを含めて6畳というコンパクトなお部屋。左側には無印良品のスモールベッドを置き、右側に家具のラインを揃えて配置。すっきりと広く見える空間をつくられています。
「1面だけコンクリート打ちっぱなしになっているところが気に入った」というデザイナーズのお部屋。モノトーンのアートを飾り、無機質さとのコントラストを楽しんでいらっしゃいます。ものは少なめに、ミニマルな空間を心がけつつも、「あたたかみがあってほっとする、帰りたくなる部屋」であることを意識しているというwataruさん。ベースは白やグレーなどシンプルに、ただしラグや木のアイテムを置くことで、あたたかな雰囲気をプラスされています。
ラグは journal standard furniture で購入。「ベージュを基調に赤と青の差し色が入った配色のバランスが部屋全体の色味とちょうど合っていて、購入しました。ラグがあると、ベッドから素足でおりられますし、椅子に座ったときもくつろぐスペースとして気持ちの切り替えになります」
コールマンのフォールディングチェアはアパレルブランドの別注品で、アウトドアっぽくなりすぎないインテリアに馴染むカラーに惹かれて購入。「ソファを置くと部屋が狭くなってしまうけど、このチェアだと折りたたみできてベッドの下にも入るし、軽いので持ち運びも楽です。引越したときにも引越し先でも使いやすいと思います」